評価：3/5点
アレキサンドリアに着いた時は雨。夕方は川の方に散歩に行こうかと思っていたけど恐ろしく蒸し暑いので断念して近くのBBQ屋に行くことにした。
小綺麗で歩いている人が少ない新しい街を通り抜ける。1か所だけ人が集まっているところがあったがそこがSweet Fire Donna'sだった。
ほぼ満席。辛うじて隅の二人席を確保。カウンターで予習しておいた通りコンボ#2 Sweet Fire Samplerを注文。ビールは別途バーで買う。
Hardywood Pilsner（左）、Ballast Point Wahoo White（右）
タップは地元のブルワリー中心なのが嬉しい。適当に選んだけどまあまあ。アメリカのクラフトビアはどこでもだいたい安心して頼める水準だ。
コンボの内容は肉4種類とサイド種類。ターリーの上に使い捨ての食器というファーストフード的な運用をしている。これならホール要員はいらない。なるほどね。
Fiery Mac & Cheese、Mammy's Collard Greens、House-made Cornbread
Mac & cheeseはfieryというだけあってピリリと辛い。Collard greensの葉っぱが巨大で食べにくくてあまり味がない。大きく育ちすぎたのだろうか。自家製らしいコーンブレッドは例に漏れず甘いけど味はとてもいいのでデザートにした。これを肉と一緒に食べる感覚はどうしてもわからん。
肉の中でベストだったのはburned ends（これは想定内）とやや意外なスペアリブ。味付けが甘すぎないのがなによりよろしい。スペアリブは肉が骨からホロリと外れる。
ブリスケットは脂がやや少なくしっとり感がもう少し欲しいところ。Pulled porkが一番外れだった。
テーブルにはソースが4種類用意してあってどれもけっこう使える。一番気に入ったのはCarolina mustard。これも甘すぎないのがいい。
人気の少ない街で唯一人が集まっているのは理解できる。さすが南部、BBQの水準は高そうだ。気軽だしなかなかいい店だ。