評価：4/5点
幸か不幸かウブドに着いたのはちょうどバリヒンズーのお盆に当たり、3日ほどバリ人経営の店は軒並みお休み。食事難民になりかけたこともあったが、幸いほかの島から来たイスラム教徒の店は開いている。
デンパサールからウブドの西を通って北に向かう幹線道路（とはいっても日本なら田舎の県道以下）は滞在中に何度も通ったが、なぜかここにはジャワ料理屋が多い。
Sayanの市場から南に下ったところ、Jalan Singakertaの手前にもWarung Javaという看板が見えた。客も来ているようなのでカウンターに陣取り、向こう側に並ぶ料理を適当に指差してナシチャンプルにしてもらう。
今写真を見ても美味しそうだが、これが実においしい。辛いけどどれも風味が豊かで、この店のおばちゃんはけっこう料理上手だと見た。アイスティーを注文したのに忘れてTVのドラマに見入ったりしていたのはご愛嬌。
食べながら思ったけど、これがジャワ島の味なのかもしれない。うまく説明できないがバリの味付けとは何かが違う。味的には日頃アストリアやエルムハーストのフードバザールで食べている味に近いので、やっぱりジャワ系の店が多いのかな。食べ慣れているせいもあるかもしれないが、どうやらジャワ島の料理は美味そうだ、という情報が脳にインプットされた。いつかこの仮説を検証しに行かねば。