評価:4/5点
甲殻類キラーとして知られるlulun、台南にはエビご飯というものが存在することを発見してきた。最終日の午前中に行こうと思っていた方角とはちょっとずれる場所にあるのだけど、幸いホテルで自転車を借りて行けば楽勝だということに気がついた。
目的地の集品蝦仁飯の9:30開店に合わせて到着。開店の準備をしているおばちゃんが一人いるだけだけど客は勝手に座って待っている模様。注文シートを記入し、順番にカウンターに並べるようだ。このセルフ方式は効率いい。
しばらくしておっさんが現れた。これが料理人らしい。中華鍋にスープを入れ、そこにご飯を大量投入する。チャーハンを想像していたがこれはどうやらおじやに近いようだ。
おばちゃんがスープを運んできた。エビと豚肉、ネギにあひるの卵を散らしたスープだ。エビがプリプリでよろしい。
間もなくエビご飯ができた。器にご飯、その上に炒めてあるエビを配置する。数えたところ一度に28食分できるようだ。回転は早いけど出来たてが食べられるタイミングで来たのは良かった。
けっこう長時間スープで煮ていたのに硬めのご飯なのかおじやにはなっていない。写真で分かる通り米粒の形がはっきりしている。おじやというよりはつゆだくの丼飯という表現は当たってる。とても美味い。
一度にたくさんできるけど持ち帰りの客もおおいのでどんどんはける。おっさん一日にどれだけ作るのだろうか。
通りの反対側にもエビご飯屋があるようなのでそちらも気になる。同じエビご飯でもスタイルが違ってそちらは水分が少ないようだ。いずれ試してみたいところだ。