評価:1/5点
メリダにはChaya Mayaというのはユカタン料理の有名店がある。予習の段階ではそこまで有名だとは知らなかったのだけど、Zocaloあたりで声をかけてきた男が訊いてもいないのにそっちに行ったらChaya Mayaがあるぞ、なんて言うぐらい。
知っていたら避けたはずだが、YelpでもTripadvisorでもけっこう評判がいい。ものは試しだと行ってみた。
噂通り観光客でいっぱい。というか地元民が全くいない。トルティージャおばさんが二人もいてなかなか豪華だ。
嫌な予感を胸にメニューを吟味。わりと普通のユカタン料理だが、観光客に親切なセットなどがある。選んだのはpanuchos3種のセットと黒いソースのターキー。
ビールとトトーポス、サルサが運ばれてきた。店員がトトーポスという言葉を使うのを聞いたのは初めて。
料理二品はいずれも平板な味。同じレシピなら絶対俺達のほうが美味しく作れる。つまり美味しく作ろうという気がないのがよくわかる。まあ観光客しか来なければそうなるだろう。愛の無い料理だ。トルティージャも驚いたことに数枚だけ。考えられない。
帰り際にフィードバックフォームを渡されたので正直に書いたら店員が開けて見ていた。これじゃ意味ないだろう、と思うけど通し番号があるから握りつぶすわけにはいかないのかな。経営者としては流行ってるからいいと考えているのか、それともこのままではまずいと思っているのか。
ここがメリダでの最後の食事にならなくて良かった、と前向きに考えよう。