評価:5/5点
メリダ最後の晩餐は前々日に行ったら早すぎて諦めたApoala。この日も行ったら7時にならないと料理ができない、と言われてしばらく前の広場で時間つぶし。
開店と同時に店に入る。待っていた人たちがけっこういるし、外の席はほとんど予約で埋まっている模様。店内はエアコンが効いて肌寒いぐらい。一度にテーブルが埋まったのでメニューが足りない。
今回の旅ではだいぶメキシコのビールを試したが、ここはさらにマイナーに各地のクラフトビールを扱っている。
Colimitaはラガーでシトラス風味。Ocho Realesはポーターだけど軽くて酸味が強い。
普通はトトーポスだけどここは少々ひねってあってパパドのような極薄のトスタダ的なものが出てきた。
まずはズッキーニの花のフリット。中にはチーズが詰めてあり、黄色いモレで仕上げている。マイルドであまりスパイシーじゃないのがちょっと意外だけど完成度は高い。
ソフトシェルクラブのタコスはほぼ外見通りの味。ピリリと辛くてスパイシー、タルタルソースと合わせるとよろしい。
牛ヒレのステーキ、アドボ風味マッシュポテトと赤ワインのソース
ステーキさすがにいい肉で焼き加減もぴったり。アドボ風味マッシュポテトが激しく美味いうえにワインソースがそれ以上に美味。なんなんだこれは。
熱々のブラウニーも高水準。カルダモンのアイスが添えてあるのにも唸らされる。
そこそこ期待はしていたが予想以上だ。どうりで待っている客が多いはずだ。メリダに来たらぜひとも一度は食べに来たい。