評価：3/5点
少し前にElmhurstに新しいタイ料理屋、しかもイサーン料理の店が出来ていることに気がついた。場所はAyadaのすぐ隣でWoodsideと並ぶNYのリトル・タイランドとでもいうエリアだ。Hug Esanという店。
イサーン料理は辛いので有名だ。ソムタムやラープという実にタイ料理らしい料理は実は元々イサーン地方のものらしい。そういえば脳天に突き刺さる激辛ソムタムに何度か遭遇したことがある。
一応Yelpに上がっている写真でメニューを予習して行ったのだが、店に着くとだいぶラインアップが変わっているようだ。イサーン料理は内臓をよく使うので要注意。ソムタムにカレービーフン、春巻き、蒸しタケノコを注文。ちょっと多そうだけど余ったら持って帰ればいい。
ソムタムはタイ風とラオス風があったのでラオス風を選択。タイ風は普通のナンプラー、ラオス風は淡水魚の魚醤を使うらしい。ラオス風は見た目も泥水みたいだが味も泥臭いようで生臭いようでやや独特。これはタイ風の方が良かったかな。しかしイサーンやラオスに行ったらこいつを食べ続けることになるに違いない。
ソムタムとはいうものの具が周りに色々付いてきて豪華だ。辛さを訊かれたので恐る恐る「ミディアムだとどのくらい？」と訊き返すと唐辛子を5本入れるそうな。けっこう多いけど唐辛子の辛さにもよるのでOKしたら結構辛い。さすがイサーン。
カレービーフンはコブミカンの効いた甘めのカレーの中にビーフンが入っている。カレーは甘くてスパイシーでタイ料理らしいがここにビーフンを合わせてくるのは新鮮だ。あまり辛くないのがちょっと嬉しい。
春巻きはわりと普通だけどこれが美味しい。タレもなかなか。
タケノコと豚肉を葉っぱで包んで蒸したhomokは優しい味。餅米とよく合う。我が家の定番のたけのこスープもラオス料理だったから、この地方はたけのこ料理が多いのだろうか。
イサーンやラオスの料理はだいたいこんな感じか、という程度には馴染むことができたので、機会があったらもう少し掘り下げてみたいところだ。フィラデルフィアにはラオス料理屋があるようなので今度行ってみる。