評価:5/5点
例年通り、Batt to Bearを走る時はNyackのPatisserie Didier Dumasでお昼だ。今年はスタートが早かったので12時過ぎにはお店に着いた。この秋は温かいし天気が良いので外の席に陣取る。
まずはlulunが偵察のため店内へ。「パンプキンタルトあるよ」と報告してくる。おお、あの時のパンプキンタルトか。これは食べねば。
過去2回のブログを復習してあるので狙い目はわかっている。というわけでコルドンフブルのサンドイッチとキッシュ、それにもちろんパンプキンタルト。全部食べたことあるものだ。新しいものを試したい気もするが、年に一度しか来ないのだから確実に美味しいものを食べたい。
サンドイッチの印象は前回と同じ、パンとチーズがうまい。ちょっと残念なのは作ってから時間が経っていることで、作り置きでなければもっといいのに。でもよく売れるからその都度作ってる暇はないか。
そしてキッシュ。めっちゃうまい。これもチーズが良いのだろう。パイ生地も良いし言うことがない。いやほんと。
パンプキンタルトはなんか見た目の印象が違うと思ったが、以前食べたやつにはクリームが載っていなかった。こちらもタルト生地の出来が良くて、ナツメグの効いたフィリングもすばらしい。うまい。
どれも美味しいのはわかっていたが、やっぱりうまいので何を買って帰ろうかという相談をする。lulunに財布を持たせて再度店内へ放つ。白い箱をそっとチャリバッグに入れてさらに走り、帰りの電車で開けてみた。
せっかくサクサクのパイ生地なのでまずはJalousie。フィリングはアーモンド生地でこれまたうまい。何度も同じことを書いて申し訳ないが本当にうまいのだ。
そうしてこれは以前も買ったりんごとクランベリーのクランブル。クランブルにしてはかなり平たいが、やや甘いベースに酸味のある果物が絶妙だ。うまいなあ、と唸りながら食べる。
今回買ったものがどれもおいしい。これはもしかして今まで思っていた以上に名店なのではないか。例年通り、次回どうやって行くか、という相談に発展するわけだが、やっぱり一年後まで機会は訪れないのだろうか。Tappan See Bridgeの架替えが終わったらTarrytownから走っていけそうだが、いったい完成はいつになることやら。