評価:3/5点
10年ぶりのサイゴンに来て是非とも食べたいと思っていたものに鶏の竹筒焼きがある。甘辛く味をつけた鶏肉を青竹に入れて炭火で蒸し焼きにするというものだ。予想はしていたが前回食べた店があったあたりは工事現場になっていた。残念。
宿のあたりをぶらぶらするとビアガーデン的な店がちらほらと目につく。まあ暑いので一部の店以外は必然的に屋外で飲食することになるが、病院の前に感じの良さそうな店があった。なんとTrip Advisorにも出てる。
店内にはLuong Son QuanとBo Tung Xeoという看板があるのでどちらが店名なのかよくわからない。どうやらBo Tung Xeoというのが料理名で、牛肉の焼き肉という意味のようだ。そういえばPho Bo(牛肉入りフォー)のBoだな。
La Rueビールを飲みながらまずはレンコンサラダをつつく。
エビと豚がたっぷりでなかなか豪華だ。写真ではわかりにくいが下の方に茹でたレンコンの茎がある。ベトナムらしい味で期待を裏切らない。
肉は大量のニンニクとけっこう濃い醤油系のタレに浸かっている。これを七輪で焼いて食べる。
ちょっと甘くてけっこう辛い。例の竹筒焼きもこういう味だった。肉はとても柔らかくてうまい。これはいいぞ。
ついでに鶏も注文。こちらは脂が多いのか焼いていると火の手が上がる。見かねた店員が七輪ごと持ち去って向こうで焼いてくれる。このあたりはさすがベトナム。
竹筒焼きはなかったが、ビールを飲みながらわいわいと焼き肉するのはなかなか楽しい。こういう店はほかにもありそうだけど、日本人街からすぐなので使いやすそうだ。