ウィスラー:7日目

スキーをするのもついに最後の日となってしまった。朝起きて窓の外を見るとピストが見えない。雲がかなり下がっているようだ。雪で暖かいというスノーフォンの情報を聞いて朝食をとる。今朝は甘くないフレンチトースト、ソーセージとキノコのソテー、トマト、リンゴ、コーヒー、牛乳である。

Dscf2079-Small*-1 朝食

Dscf2080-Small* 部屋の前

ここのところ雪が続いたため部屋の前もすっかり雪が深くなってしまった。

最終日はブラックコム側で滑ることにする。乗ったシャトルバスがウィスラー側に着くものだったので、Excalibur ゴンドラでブラックコムへ移動して上へ上がっていく。どこまであがっても雲は切れないし、雪は降っている。視界が悪い。とにかくよく見えなくて滑るのが怖い。その上ゴーグルにどんどん雪が着いていく。リフト乗り場や降りたところにティッシュがあり(その少し先にはゴミ箱も)鼻をかめるようになっているのだが、みんなゴーグルを拭くのに使うので早々になくなってしまった。7th Heaven を何度か滑ったが、天気の良い日だったらもっと楽しかっただろうに残念だ。Crystal Hut まで移動して昼食に再度ワッフルを食べる。

Dscf2088-Small 束の間の晴れ間

下まで降りながら、もう終わりかと思うと少し寂しくなる。最後、ブラックコム側へ下りて、スキー初日の lulun の練習場であった Yellow Brick を2度ほど総復習の意味で滑ってみる。リフトがスローモーションのように遅く、本島に初心者のためのコースだと実感。最初の頃はリフトの乗り降りって緊張したり失敗もしたよねと懐かしく思い出した。傾斜も実に緩やかで臆病 lulun につきあうとはいえ、半日もこんなところを滑ってくれたんだと申し訳なく思いながらも kame に感謝でした。

スキーの後は板を持ったまま The Brewhouse に行き、スタウトとエールを飲みやっぱり美味しいと堪能する。今夜帰国のためのパッキングをしなければならないので、板や靴に着いている雪を割り箸で落として、雑巾で拭いて入り口付近の暖房の前に置いてどんどん乾かしていく。ブーツも中やインソールを出してとにかく乾かす。ジャグジーで体をほぐしたあと、食事の準備は kame にまかして lulun はパッキング。最後の晩餐は茹でたソーセージにサラダ、ナッツ、チーズと常連が顔を並べる。食事が終わって時計を見ると6時半。はやっ。

Dscf2096-Small* 夕食

前日に続いてお互いの足を踏んでほぐしてから、10時頃には就寝。明日は早いぞ。