評価:3/5点
小揚生煎館と呉江路を堪能して次の目的地へと向かう途中、賑わっているフードコートがあったから入ってみた。色々面白そうだったがお昼を食べたばかりだったのでへえ、と思って通り過ぎたが、ある朝カニ味噌入り小龍包を食べに王家沙に行ってみたらここがその場所だった。
一階には持ち帰り用の窓口が並び、二階がメインのフードコートらしいが朝は一階に少しだけテーブルがあってこちらしか営業していない。
食券を買って席に着く。蒸し物なのでしばらくかかるだろうとは思っていたが、けっこう長い間待たされる。その間に周囲の客を観察しているとみんなラーメンと餃子といった具合に朝からもりもり食べている。朝は少食なlulunとkameにはうらやましい。
やっと出てきた小龍包をひとかじりすると確かにカニの香りがする。スープの味は良いが、肉がちょっと固くて味わいも今ひとつ。どうしても小揚生煎館がベンチマークになってしまうので不幸ではある。
後で気がついたが、石門一路と南京路の交差点で人だかりが出来ていた葱餅屋にも王家沙の看板がかかっていた。これだけ立派なビルが建つほどなのだから手広く商売しているのだろう。日本に帰ってから調べたら横浜や香港にも店があるらしい。きっと高いのだろうが。