倶知安:食工房旬菜

評価:5/5点5 stars

夜に食工房旬菜に行く、というのは夏にたまたまお昼を食べて以来の課題だった。旬菜に入ったのはまだ5時前。早目の夕食にしてもまだ早い。

漬け物漬け物

外に出ている黒板にはまだランチメニューが出ている。アラカルトを見てもパスタやピザといった主食の類いが多く、あまりおつまみになりそうなものはないし、酒の種類もあまりない。冷蔵ケースの中には色々入っているのだが。後から入ってきた客にも同じメニューを出していたので夜になったら変わるということもなさそうだ。

結局また1000円のランチを注文。なんでも鶏とご飯(!)が切れたそうなのでパンとのセットになる。ここのご飯はおいしいので残念だが、あまりお腹は空いていないのでこれはこれでOK。おかずは煮込みチーズハンバーグとシーフードのムニエル。

サラダサラダ

単品のサラダには10種類の野菜が使ってあるそうだが、これにも色々な葉っぱが入っている。ドレッシングもうまい。

スープスープ

スープは夏と同じコーンクリームスープ。ちゃんとしている。

煮込みチーズハンバーグ煮込みチーズハンバーグ

ハンバーグはブロッコリとカリフラワー入りと冬野菜バージョンになっている。我が家とは違うスパイスの使い方をしていて、わずかにフェンネルの香りなどもする。やっぱりうまい。

シーフードのムニエルシーフードのムニエル

シーフードは鮭、ホタテ、鱈の組み合わせでイクラとキャビア(?)も散らしてある。こういう皿はシェフの実力がわかりやすいが、これもちゃんとしていてうまい。タルタルソースも良い出来だ。

パンは凡庸だが前回食べたご飯はおいしかったし、これにソフトドリンクが付いて1000円は比羅夫では考えられない。倶知安まで食べにくる価値がある。それを知ってか知らずかここもオージーや中国人の客がけっこう来ている。それで鶏肉がなくなったりするのだろうが。繁盛するのは良いのだが、本当に旬菜の良さが判る人に来てもらいたい、とちょっと複雑。
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