評価:3/5点
夏に神仙沼レストハウスでトンネル餅の存在を知って以来、一度食べてやりたいと思っていた。時刻表を見ると、うまいぐあいに倶知安からの下り列車が小沢について20分ほどで上りが来る。
倶知安からの列車が雪山の中をゆっくりと走り抜けると小沢だった。駅を出てすぐに末次商店が見える。外から覗くとがらんとした店内にカウンターがあり、元々は食堂だったらしいことが窺える。そのカウンターの上にトンネル餅が重ねて置かれている。古風なパッケージが好ましい。
店番をしているおばあちゃんに400円を支払い、倶知安駅で試食。
要するにすあまだ。もちもち、やわやわでまさにkameの好きそうなもの。とても柔らかいので写真のように寄ったりするとすぐにくっついてしまう。原材料に米と砂糖しか表示されていないのだが、けっこう塩を感じるのが不思議。
一体一日何人の客がトンネル餅を買いにくるのだろう、とちょっと心配になってしまう。末次商店にはがんばってほしいものだ。