Telluride(6日目)

スキー、4日目&最終日。昨夜の kame の体調のことがあったので、今日はスキーは諦めて、村に下りて博物館に行ったり、宿と同じ系列ということで割引券をもらっているタイマッサージに行って過ごすというてもあるななどと、朝ベットの中でまどろみながら様々な状況に合わせた対策を考えていた。ところが kame ときたら「えっ?滑るよ」と平然としている(本当はちょっとだけ無理をしてたが、ぐだぐだしているより、身体を動かした方が気持ちがよいと考えたらしい)。というわけで、今日もスキー、決行(体調見ながら無理せずに)。

Telluride リフト #12の頂上 Telluride リフト #12の頂上

奇跡のような 4連続快晴。先週天気予報をチェックしていた時は、最高気温がマイナス10度という恐ろしいほどの冷え込みだったが、ここのところ最低がマイナス10度、昼間は零度ぐらいまであがるし、日差しは暖かいという快適さ(2年前のニセコの方がずっと寒かった)。

さすがに疲れが溜まっていているのか、時差ぼけ(2時間だけど)がとれてきたのか、起きるのがいつもよりも遅くなったため 9時を回ってから部屋を出たが、元気に滑走。リフト #12の頂上は食事などを出す小屋があり、その小屋の前にデッキチェアーが並べてある。そこに座って日光浴をすると実に気持ちがよい。今日はパラグライダーが飛んでいたりした。

ワールドカップは、詳細なスケジュールが判らないので、適当に、上から見ることのできるリフトに乗ったり、コースの横を通ったりしてみたが、どうもタイミングが合わないようで間近でレースを見ることができなかった。

最初は、疲れているから、早めに上がろうと話していたけど、結局昨日よりもわずかに早いぐらいの時間になってしまった。時間的に後1本か2本というときに、リフトに乗っていると冷え込みがきつく感じられたので、楽しく快適な滑りで終わるために切り上げたのが実情。気持ちはもっと滑りたいという名残惜しさがあるものだ。まぁ、また週末を利用してどこかに行けばよいさ。

Meadowリフト最後の上り Meadowリフト最後の上り

楽しかったねと話しながら、最後のリフトに乗る。ただし、もう滑らない。宿がリフト #1 の上にあるのだ。#1 Chondola は、チェアーリフトの中にときどきゴンドラが混ざっているもので、スキーをしない人でも、下の村はずれから Mountain Village に食事に行くと行った利用ができるようになっている。今年は異常なほど暖かい11月で、3000m以上あるところなのに、雪の心配をしなくてはならなかった。我々が来る前の週と着いた翌日に降ってくれ幸運だった。NY の方も雪がなく、Telluride のスキー旅行の前に、週末に近場のスキー場に一度行って昨シーズンのブランクを埋めるという計画なんて論外だったのだ。

昼食が軽かったので、小腹が空いた。kame が昨日買ったパンを使ってガーリックトーストを焼いてビールのお供を作ってくれたので、一杯やって運動後の休憩。スキーの板やブーツを乾かしたり、洗濯をしたりと最後の仕上げにとりかかる。それにしても、部屋に洗濯機があるのは非常に便利だ。日頃、アパートの建物内にある共同のコインランドリーを使っている lulun にとっては、天国のような便利さ。

そして、満を持して泊まっている Inn at Lost Creek のレストラン 9545に夕食に向かう。気圧の関係で少量のワインで酔っぱらった上に、満腹になって部屋に戻ったとたんにダウンしてしまった kame を横目に lulun はせっせとパッキング。短かったなという気がするのは、楽しかったからだろう。