評価：4/5点

Telluride の宿は、リゾート村 Mountain Village にある Inn at Lost Creek。スキーイン、スキーアウトなので、スキーをしにきた者にとっては理想的なロケーション。ただし、2900m の所にあるために、高山病を経験してしまった。微妙なところだが、2600m の下の村に泊まればもうすこし楽だったかもしれない。300m の違いは大きいかも。ただし、スキーをするためにはゴンドラ駅まで移動し、かつゴンドラに乗らなければならない。

Inn at Lost Creek 表玄関

この通りに面しているフロントのある側の出入り口は、結局、最初と最後（到着した時と去る時）しか使用しなかった。

Inn at Lost Creek

通常は、反対側のゴンドラやリフト、広場、他の店舗のある側を利用。

Inn at Lost Creek ロビー

ロビーはゆったりとくつろげる。写真から切れてしまっているけれど、左側には大きな暖炉があって落ち着いた感じで心地よい。帰る日になってロビーにコーヒーなどのセルフサービスのコーナーが登場。そろそろ、客が増えてくるようだ。レストラン 9545 の営業も昨日からだったし、飲食関係のサービスも雪不足と不況の波でクリスマス近くまでお預けだったようだ。

さて、今回利用した部屋はスタンダードな One Bedroom Residence。

部屋

概ね L字型で、玄関スペースから順番に、キッチン、居間、ベットルームと縦にのびており。横には、お風呂などのスペースがのびている。

ミニキッチン

キッチンは、狭いながらも短期の滞在には十分。食洗機はないものの、冷蔵庫とオーブン機能付きレンジ、トースター、コーヒーメーカーとともにレギュラーとデカフェのセット、紅茶のセット、砂糖、塩、胡椒。まな板はないけれど、十数本のナイフセット（これが切れない包丁で、結局持参のビクトリノックスを使った）、簡単な調理器具と食器が揃っていた。なんでも、事前に買い物をお願いしておくサービスもあるらしい。我々は使った調理器具や食器はだいたい自分たちで洗っていたが、多分そのままにしておいたら洗ってくれたと思う。全体的に、掃除に不備な点があったが、生ゴミを回収し忘れている日が一度あった以外は許容範囲。

リビング

リビング

食事をするスペースは狭いけれど、あとは快適。暖炉があるのも嬉しい。右奥の窓からは、バルコニーにでることができる。一度バルコニーでビールをと思っていたが、日が暮れるのが早く、一度も実現しなかった。我々には不要だったが、DVD （Telluride フィルムフェスティバルの受賞作）を借りることもできるので、万が一吹雪の日が続いても安心？？

リビング（夕方）

こちは、明るいうちに撮ったもの。Wifi がしっかり入るので、快適に通信できる。ソファがあるおかげで、ベットは寝る時しか使わなかった。普通、我々の利用するホテルのレベルでの宿ではベットをソファー代わりに使う物だが。

寝室

寝室

ベットはクイーンサイズ。ベットもそうだけど、鉄製の家具やインテリアがなかなかお洒落で、kame と lulun 好み。居間だけでなくベットルームにもテレビがあったが、テレビを見る習慣がないので一度もつけなかった。テレビの下にタンスのようなスペースがあるが、その他狭いながら収納スペースがたくさんあったので、洋服などすべてスーツケースから出しておくことができて便利だった。

バスルーム

お風呂・トイレまわりは自宅よりも広くて快適。トイレは独立しているし、洗面台は 2つというのが便利。そして、ちょっと小さめだが洗濯機＆乾燥機があるのが嬉しい。洗剤や乾燥機用の柔軟剤シートまで置いてある（一度、補充するのを忘れられて洗濯できなかったけど）。日頃、アパートは1階にある居住者用のコインランドリーを利用しているので、「すぐに洗濯ができる＆小銭の用意が必要ない」というのは天国なのだ。

バスルーム

タオルも大中小と4セットぐらいは常備。一日に 2回、清掃とターンダウンが入るので、スキーの後のにお風呂に入ってから夕食に出かけ、帰ってきたら足拭きようのタオルを含め取り替えてくれてあるので気持ちがよい。部屋で夕食の時はめんどくさいからお断りした。

バスタブは巨大でジャグジー付き。バスローブはもう少し薄めの生地が好みだけど、セットのスリッパは気持ちが良かった。

バスルーム

洗面台の横にはミスト機能付きのシャワールーム。一日寒いところにいるので、サウナで汗をかくのは気持ちがよい。シャンプー・リンスを始めとするアメニティーも充実していて、我々にとっては不要な物もいっぱい。

7階の roof-top-spa からの景色

これは、屋上にあるスパから撮った写真。スパは屋外にあり数人一緒に入れるタイプ。予約を入れると 30分プライベート利用できるようになってる（無料）。ジャグジーは気持ちがよいけど、水着に着替えなければならないのが面倒と感じるのは日本人だから？。

Inn at Lost Creek ロビー

帰る日になって、初めて New York Times のダイジェスト版が届けられた。確か、スキーのワックスサービスを夜の間にしてくれることになっているのにおかしいなと思っていたが、もしかしたら、これも帰る日から始ままったのかもしれない（有料のサービスだったかもしれないが、まぁいいやと思ってチェックしなかった）。ロビーもクリスマスムードが高まってきていたし、これから客の増える時。人の少ないスキー場で滑ることができたし、飛行機代やホテル代も段違いに安いから、よしとしよう。ホテルのレストランで一度食事ができただけで満足だ。