Coyoacan散策

病に倒れたlulunをホテルに残し、kameは一人でCoyoacanへと向かった。Balderasから地下鉄に乗ってしばし、Viverosで下車。ここからCoyoacanの中心部まではかなり遠い。ミニバスに乗ろうか一瞬考えたが、広い公園を横切って歩いていくことにした。

Coyoacanの街並みCoyoacanの街並み

だが、どういうわけか公園には3ヶ所しか入り口がないようで、そのうちの一つが閉鎖中。結局公園の南側の道路をてくてくてくてくと歩く。その先は緑の多い閑静な住宅地という雰囲気。

Coyoacan: Jardin Plaza HidalgoJardin Plaza Hidalgo

さらに歩くとCoyoacanの中心部に到着。木漏れ日が気持ちいいゆったりした広場でしばし休憩。

Coyoacan: Jardin Plaza Hidalgoのコヨーテマーク入りベンチコヨーテマーク入りベンチ

ベンチにはCoyoacanの名前の由来になっているコヨーテの姿が見える。

広場周辺をぶらぶらすると洒落た建物が目に付く。昔からそれなりに裕福な人たちが住んでいたらしい。成城みたいなもんか。

Coyoacan: 藤色の壁のお洒落な家藤色の壁のお洒落な家

Coyoacan: 凝った木製の門凝った木製の門

凝った木製の門凝った木製の門

Coyoacan: タイル張りの館タイル張りの館

Coyoacan: ユリの花をあしらった門 ユリの花をあしらった門

確かに良いところだし、住むには快適かもしれないが、旅行者としてぶらぶらするには何かが物足りない。歩きながら考えたら、そうだ、人の姿が見えない。人が歩いているのは中心部の広場周辺と市場のあたりぐらい。どの家も高い塀に囲まれて生活の気配が感じられないのだ。メキシコシティーの治安を考えたら仕方ないかもしれないが、どの家も閉ざされていて人々の暮らしが見えない。このへんがアジアの都市に慣れている者としてはつまらない。

たっぷり歩いた後に市場でお昼を食べ、今度はミニバスに乗って東の方にある地下鉄駅に向かう。ミニバスは初めてだが、一応行き先に地下鉄のマークが見えたので運転手に「メトロ?」と訊くと「General Anaya」と言う。しばらく乗っていると地上を走る2番の線路が見えたので、そこで降りると駅。