Montréal 近郊:2日目

8月22日(日)Montréal 、夕方から Laurentides の Mont-Laurier に移動

朝食をとりに1階に降りると、宿泊客のほとんどがフランス語圏のカナダ人。夏休みに田舎から観光に来たというパターンなのだろうか?それにしても、少数派のアメリカ人たち、声がでかい。彼らの大声は日々耳にしているけど、カナダに来ても実感する。

まずは、夕方に乗るバスの券を購入しにバスターミナル(Station Centrale d'Autobus Montréal)へ。窓口には列ができていたので空いている発券機を利用しようとしたら、カナダの銀行のカードでしか購入できない仕様のようだ。クレジットカードが駄目なんて、ちょっとどうよ。仕方がないから列に並んで購入。

カナダドルは前回の旅で残ったわずかばかりしか手元になかったので作らなければと、バスターミナルの ATM でトライしたが駄目。それでは両替しようと両替の窓口に行くと、米ドルからカナダドルはしてくれない。逆はやってくれるのになんでや。

半分途方にくれながら、取り敢えず移動しようと、地下鉄に乗りにいくと今度は地下鉄の券売機もカードでは買えないし、窓口でも駄目。手持ちの現金使い果たす形でなんとか切符を買ってターミナル駅のあるところへ移動。駅構内の ATM で現金を作ることができて、ほっ。どうやら、Plus マークが付いていても、駄目な銀行と大丈夫な銀行があるみたいだ。ターミナル駅周辺にはちょっと高めのホテルが並んでいるので、いざとなったらホテルで両替も考えた。

アイススケートリンク アイススケートリンク

近郊行きのバス乗り場の建物にアイススケートリンクを発見。lulun の眼を引いたのはパイプでできたスケート補助ツール?あれがあったらスケートのできない lulun も滑れるのではと思うけど、子供用のサイズしかないようだ。リンクの片隅にはホッケーコーナがあって小学校に上がる前の年齢の子がホッケーやっている。さすが、カナダ。

今日の最初のノルマ 2つをクリアできたので、夕方のバスの時間までモントリオールを楽しもう。当初の予定は街のはずれの方にある運河へとサイクリング。しかし、昨日に引き続き悪天候。雨でも楽しめるところを考える。昔行って楽しかったビオドームも候補だったが、未踏のところへとホテルのマップに出ていた Exporail へ行くことに(Exporail の詳細は、長文のため別建てブログ Exporail へ)。

登場予定のバスの表示 登場予定のバスの表示

Exporail から戻ってきて、バスの中で食べることができそうなものをみつくろい、ホテルに戻ったのはバスの出る1時間ほど前、乗り遅れると今日中には目的地には着けなくなるので早めに行動。アメの中雨具を着てバスターミナルに向かう。バス停には余裕で到着したつもりが、ゲートに着いてみると乗る予定のバスが表示され並んでいる人の列が。自転車を輪講袋に入れる作業中にゾロゾロと並んでいた人たちがバスに乗り込み出す。ものすごく焦って急ピッチで作業を進め先に終わった kame に乗車手続きをして運転手に待っていてもらおうとしたら、なんと我々の乗る前のバスだった。ピックリさせないでよ。近くのベンチに座って我々の様子を眺めていたおばちゃんも心配してくれていた。

Laurentides方面行きのバス Laurentides方面行きのバス

17時30分発モントリオールのバスターミナル発のバスで北上し Laurentides エリアを走り、終点まで 4時間の旅。目的の Mont-Laurier に到着した21時30分頃には雨が上がっていてホッ。予約してある宿 Comfort Inn は、バス停の目の前なので移動が楽。

モントリオールの街でも感じたことだが、ケベック人にはフランス人と同じ血が流れているだけあって、喫煙率が高い。下車休憩の時は相当数の乗客が吸っているし、ひどい人になるとバス停に着くほんの一瞬でも車外に出て一服やっている。その点では住みづらいところだな。

Comfort Inn Comfort Inn

Mont-Laurier の宿 Comfort Inn は普通のモーテル。ちゃんとしたドアは廊下側についているが、駐車場の方へも直接アクセスできるドアあり。

Comfort Inn の部屋 Comfort Inn の部屋

Comfort Inn の自転車置き場 Comfort Inn の自転車置き場

lulun が喜んだのが自転車置き場。今回走ろうとしている Le P'tit Train du Nord はサイクリングロードとしてはポピュラーで、その区間には自転車に優しい宿がいくつかあるらしい。

Le P'tit Train du Nord のマーク Le P'tit Train du Nord のマーク

Le P'tit Train du Nord のマーク付き。駐輪場を作ってあったり、ところによってはちょっとした修理工具などが備えてある宿もあるし、チャリダー向けの食事を出してくれたりとかサービスは様々だが、ある程度の設備を備えておくだけで、チャリダーが利用してくれるのだから、宿としてもありがたいだろう。

冬期凍結用の電源 冬期凍結用の電源

車のことは全く疎いので間違っているかもしれないが、寒冷地なので冬電源を挿してバッテリーを温めるだかなんだかしておかないと車が動かなくなるらしい。それ用の電源がずらっと並んでいた。ここは山間の村だし、よっぽど冷え込むのだろう。

宿にはコインランドリーがないので、手洗いで洗濯をして就寝。明日の行動開始はのんびりでよい。