評価：2/5点
Cêperie du Marchéの次は、すぐ近くにあるベトナム料理屋へ。このへんはベトナム人街なのはバスで通ったときに知った。その時ぜひ来てやろうと思ったのだが、市場の近くとは好都合そのもの。
Pho Nam Do
なんでモントリオールにベトナム人街か、と思ったが、そういえばどっちも旧フランス領だからケベックは言葉も通じるし移住しやすいに違いない。
Yelpで調べると少し離れたところにおいしい店がありそうだが、時間がないので地下鉄駅に近いPho Nam Doにすることにした。
昼には少し早いが、アジア人の客が数組いる。lulunとkameを含め、全員窓際のテーブルに案内されているのはつまり通行人に流行ってますよ、とアピールしたいからなのだろう。確かに客が入っていて、しかも東アジア人だと何となく信用できそうな気になる。
ブン ボー フェ
メニューを見たところ麺類が良さそうだ。土曜日限定のブン ボー フェがあったのでまずそいつを選択。もう一方は普通のフォー、メニューでは米麺入りトンキン風スープ、ということになっている。サイズは小を選んだが、店の親爺はそれだと本当に小さいけどいいのか、と何度も年を押していく。彼にしてみればlulunとkameが直前にクレープを食べていることなど知る由もない。
ブン ボー フェは芦屋のサイゴンサイゴンで食べたのがおいしかったのでNYでも食べたことがある。ここのはスープの味がよく、内蔵も臭みがなくけっこうレベルが高い。どっさり入っている肉もおいしい。今のところサイゴンサイゴンに次いで良いかな。
フォー（小）
一方のフォーはスープが薄いわりにちょっと甘味が強すぎてバランスが悪い。フォーの命はスープなので、そこがダメだと一気に気持ちがしぼんでしまう。ライムを入れると少し締まるが、さほど良くはならない。麺も具も平均点以上ではない。
あまりお腹がすいていなかったのでちょっと不利ではあるが、このスープの出来からするとたいした店ではないと踏んだ。親爺の対応も良いとは言えない。ほかにもベトナム料理屋はあるわけだから、敢えてここに入る理由はないな。