評価:3/5点
ケベックから帰ってから一週間、ようやく猛暑も過ぎてしのぎやすくなった週末、なぜかシュラスコが食べたくなってアストリアに行こうとlulunに提案した。目標は以前たどり着けなくて断念したPoint Brazilだ。
Point Brazil
Astoria: Point Brazil
なぜたどり着けなかったのかというと、YelpのエントリではGoogle mapが間違っているからなのだ。クイーンズでは困ったことに縦横の通りの名前がいずれも番号で、しかも名前がAve、St、Rd、Drなどが入り乱れて混乱しやすい。少し前までは正しい住所を入力してもGoogle mapさえもが混乱して変な場所を指し示したりしていたのだ(最近は直ったようだ)。その謎を解明したのはlulunの手柄だ。
土曜日のお昼、Sunnysideからアストリア東部へ入るというルートで自転車を走らせる。店はあっさり見つかった。Brasillianville Café同様、近所の人達が週末の食事を楽しみにきているようだ。
テーブルを確保してまずはビュッフェの様子を視察。
Point Brazil
ビュッフェ右側
右側にはサラダ、豆類など。
Point Brazil
ビュッフェ左側
左側はご飯、肉、豆など。カウンターの向こうにはシュラスコがある。
kameがシュラスコ主体、lulunがビュッフェ主体に取るという方針を固め、集めた食べ物は以下の通り。
Point Brazil
lulunのセレクション
ご飯、豆、バナナ、豆のサラダ、ナスのマリネ、インゲン、謎の青菜、チーズ、トマトとタマネギとオリーブのサラダ。バナナは調理用のようだが甘いタイプだったのがちょっと意外。特筆に値するのは煮豆がおいしいことと、謎の青菜がこれまたおいしいこと。こいつはスリランカ料理屋、Sanrasaで食べたmallumと同じ野菜ではないだろうか。断じてキャベツではない。
Point Brazil
kameのセレクション
牛のリブ、牛ロースト、ポークソーセージ、チキン、魚と野菜のパイ、ご飯、多分Feijoada、黒豆、多分豆とファローファ。シュラスコの味は悪くないが、Brasillianville Caféの方がロースターでジュージュー焼いているものをそのまま食べている野趣があった。こちらはロースターには入っているが保温してるだけみたいなのが残念。こちらも豆の味がとてもよろしい。パイは冷凍野菜を使っているのがダメだが、ちょうど焼きたてだったのでけっこうおいしい。
Astoria: Point Brazil Cuaranà Brazilia
Cuaranà Brazilia
飲み物は残念ながらビールはないのでCuaranà Braziliaというジュースを。可もなく不可もない。
この店はデザートもけっこう良さそうだということだったので、カウンターをチェックしたらなるほど気になるものがいくつかある。少し迷った末にバナナのプディングを選択。
Point Brazil
バナナのプディング
これがまたけっこううまい。下はスポンジ、次がのしバナナと練乳のような層、その上がバナナとマスカルポーネかな。ごっつく甘いがちゃんとまとまっていてなかなかのものだ。ほかのデザートもおいしそう。
シュラスコがやや作りおきなのが残念だが、それを別とすればなかなか良い。特に豆が優れている。デザートだけ持ち帰りという使い方もできるな。