2011年8月8日(月)
今日は Rainbow Trail をハイキング。
泊まっている部屋を出てすぐのところに熊が。近くを通りかかった人は遠目で様子をうかがったり、写真を撮ったり。とにかく、距離を置くことが大事。今年は残雪が多くて動物たちも食べるものに困っているらしいので、例年よりも人里に出現しているのかもしれない。
Rainbow Trail は村から少し離れたところにあるのでトレイルコースの入り口までタクシーを利用。公共交通機関ではやって来れないのだ。
Rainbow Trail入り口
Rainbow Trail 入口
最初はちょっと辛いぐらい単調な森の中の道がしばらくつづく。何度も川を越えるルートに架かる橋はしっかりと整備されている。川や滝が楽しみと言えば楽しみ。そして、滝や川があるところは涼しい。
Rainbow Trail入り口
Rainbow Falls
Rainbow Trail
Rainbow Trail, 花
ようやく見晴らしポイントまでたどり着いたところで、昼食。
Rainbow Trail, Green Lake方向
見晴らしスポットより
湿地帯に出ると花の種類も増える。疲れてきたし花の写真を撮ると足を休めることができる気もするけれど、その度に立ち上がるのでハードだ。
湿地にはボードウォークが作ってある。まるで尾瀬みたい(行ったことないのだけれど)。つくしだ!このあたりはようやく春がやってきたところなんだ。
最後の方は残雪の中を進む。ひたすら登って目の前に湖が現れた時は感動。湖面には流氷が浮いているし、水がきれい。
湖の手前で戻る人たちとすれ違ったのだが、彼らは湖まで歩いて昼食休憩を取り帰途についたのだろう。おかげで、湖に着いた時は誰もおらず、貸し切り独占状態で堪能。
自分の足で登ってきて、静かな景色を前にすると、自然の力と言うか、畏怖の念が。山を歩くことを始めてよかったなと。
この先にはキャンプ場や別の湖への道が続いているはずなのだが、今年は雪に埋もれてこれ以上進めないようだ。
キャンプ道具も持っていないし荷物が軽いのに距離があるとはいえ800メートル上がるのにこんなに苦労するとは老いてしまったのか、それとも、ただの運動不足か。
Rainbow Trail
だいぶ下山したところの見晴らしポイントから
山を下りている途中、かなりの数の登っている人たちに出会った。時間的にも、装備的にも湖までたどり着くのは無理そうな人たちや小さな子供連れも。彼らがその後どうしたか気になるところだ。このコースも今日歩いた部分だけで3カ所トイレが設けてあった。カナダはすごい。
Rainbow Trail
帰り道、日が西に回ってきた
登山口まで戻ってきてから、タクシーを呼ぶ。なんだか贅沢なことをしている気分になるけれど、チップ込みで20ドル。電車代などを考えると決して贅沢ではないな。
ところで、今日のコースは、観光案内所で花を楽しむことのできるトレイルコースを尋ねたときに紹介してもらった道。kame の下調べの網にはかかったものの、村から少し離れている上、バスなどを利用することもできない位置にあるので諦めていたらしい。そんなことは知らない lulun はトレイルコースの地図をもらったり、レンタル自転車を利用していけないだろうかなどその気になりだしていた。タクシーを利用するのを思いつくとはでかしたぞ。
タクシーでスーパーの前まで連れて行ってもらい、夕食の買い物を済ませてから、The Brewhouse でビールを一杯楽しんで帰宅。いい一日だったな。
今日の歩数:28,016歩
<今日の食事>
朝食:コーヒー、牛乳、パン、ベーコンエッグ、果物。毎日ほとんど同じ。ベーコンの切り落としの大きなパックを買ったのも同じになる理由の一つ。もう一つは、ベリー類がおいしいこと。いる間にしっかり食べて帰らねば。
朝食
朝食
昼食:kame 作のサンドイッチ
夕食。ビール。Rib Eye Steak、カボチャとコーンのソテー、サラダ、ワイン、パン。
夕食
夕食