評価:3/5点
Dubh Linn Gateはバンクーバー在住のKが教えてくれた店だ。タップのビールの種類が豊富でオススメだ、ということだったので教わった当日に早速行ってみた。場所はWhistlerゴンドラの目の前、バス乗り場から階段を降りて最初にある店だ。立地は抜群に良い。
Dubh Linn Gate
Dubh Linn Gate
パティオの席はほぼいっぱいだったので中に入るとわりと空いている。小さなステージではなかなかいい声をしたギターの弾き語りのあんちゃんが歌っている。店内は昔ながらのアイリッシュパブという装飾で温かみがあって良い感じ。店員はお揃いのキルトのミニスカート。
Dubh Linn Gate
店内
Dubh Linn Gate
店内
メニューを見ると確かにビールの種類が多い。バーに並んだ20本ほどのタップはなかなか壮観だ。主力は地元ブリティッシュ・コロンビア、特にバンクーバーやビクトリア、ウィスラーといったところの醸造所が多いようだ。カナダのほかの州やアイルランドのビールも置いてある。今サイトを見たら古い写真を使っているようで今は亡きCaffrey'sのタップも写ってる。ああ、Caffrey's ...
Dubh Linn Gate
メニュー
ここでkameが選んだのはGranville Island Pale、lulunはSmithwicks。なぜここで敢えてNYでも飲めるアイリッシュエールを?と思ったが、単にlulunは反対側のページにある地ビールのリストを見落としていたのだということがあとで判明した。
Dubh Linn Gate
Granville Island Pale、Smithwicks
傾向としては似たビールだがGranville Islandの方がちょっと軽いかな。でも薄いというのではなくバランスがいい。The BrewhouseのGrizzly Brown Aleと同じだ。
Dubh Linn Gate
Fish & Chips (Halibut)
食べ物にはFish & ChipsとShepherd's Pieという思い切り正統派のパブ飯を注文。魚は鱈か近海物のHalibutを選べるが、ここはちょっと値段が高めだが迷わずHalibut。
Dubh Linn Gate
Sheperd's Pie
どちらも食べ物の水準としてはまあ悪くはないという程度。まあスキーの後にビールを飲みながらお腹いっぱいになればいいか、というのが基本にあるようなもんんだからまあこれはこれでいい。
二度目はウィスラー最後の夕食。他のビールも飲んでみたいので行ってみた。今度はちょっと時間が早いのでまだライブはやっていない。
Dubh Linn Gate
Okanagan Spring 1516 Bavarian Lager(右)、Lighthouse Race Rocks Ale(左)
今度はOkanagan Spring 1516 Bavarian LagerとLighthouse Race Rocks Ale。Okanagan SpringはThe Brewhouseのラガーと比べるとボディとコクがある。Lighthouseは今までのエール類の例にもれずマイルドでバランスが良い。
今度食べたのは前回となりのテーブルが注文していたコーンビーフとスタンダードなところでハンバーガー。バーガーはチーズをギネスに浸しているらしく、商品名もGuiness Burger。
Dubh Linn Gate
Guiness Burger
だいたいこういうちゃんとしたコーンビーフはあまりぱっとしないものだが、ここのはなかなかうまい。キャベツがザワークラウトじゃないのがとても残念だが、マッシュポテトの味も良い。バーガーはギネスの効果が少しだけ感じられてこれはこれで悪くない。肉の味も良いのでバーガーとしての完成度はなかなかのものだ。前回の食事よりも選択は正しかったようだ。
Dubh Linn Gate
Corned Beef & Cabbage
帰る時に気がついたが、テラス席は暖房が入っている。これなら外でも寒くなかったな、と思う一方で、8月半ばにこれもちょっとなあ、という気がしないでもない。
食べ物はまあ及第点というところだが、雰囲気も良いしまだまだ飲んでいないビールがあるので次回も行かねば。