Greenpoint: Krolewskie Jadlo(2012-09)

評価:4/5点4 stars

Krolewskie Jadlo(通称: 甲冑屋)はGreenpoint界隈のポーランド料理屋では多分ベストだ。何より料理がうまい。そういうわけでちょくちょく足を運んではいたし、お客様があるとグリーンポイント案内の一環としてご案内することも多い。今回は遠来の友と3人で出かけた。

土, 2012-09-29 12:43 - Koryto盛り合わせ(3人前)Krolewskie Jadlo
Koryto盛り合わせ(3人前)

土曜日の昼なのでけっこう繁盛している。豚の足首は決まりとして、ええと、何を頼もうかな、とメニューを眺めていたらKoryto(3人前)というものがある。どうやら豚の足首のほかにソーセージ、黒ソーセージ、ピエロギ、ベーコン、ロールキャベツ、鶏肉のグリル、豚肉のグリルがセットになっているらしい。ジャガイモとキャベツ2種も付属するという。じゃあこれでいこう、とあっさり決定。

以前タップのビールはZywiecしかなかったのだが、今回はラガー、ピルスナー、ダークビール、あと忘れたが何かもう一種類の合計4種類があるという。すかさずダークビールは何?と訊いたらBrouczechだという。これもあっさり決定。先日行ったBohemian Beer GardenでBrouczechが飲めなくなったのでこれは嬉しい。

例によって豚のリエット(Smalecというらしい)とパン、キュウリの浅漬が出てくるの。このリエットは本当にうまい。自分で作る気が全くなくなる。せっせと食べていると丸太をくりぬいたような容器にわんさと料理が載ったものが運ばれてきた。あとでわかったがKorytoというのは家畜の餌を入れる細長い容器のことのようで、なるほど、言われてみれば確かにそう見える。ということは俺たちは家畜か。

土, 2012-09-29 12:43 - Koryto盛り合わせ(3人前)Krolewskie Jadlo
Koryto盛り合わせ(3人前)

写真の通り量がすごい。当然ながら3人では食べ切れない量だ。豚の足首は肉が骨がほこっと外れ、プルプルの皮とともにうまい。ロールキャベツは確かKarczmaの方が良かったという記憶だが、これも充分うまいし、揚げプルコギも皮がもっちりしてなかなかだ。ソーセージと肉のグリルもうまいが、特筆すべきは黒ソーセージ。血を使った加工肉は苦手なのだが、これは全く臭みもしつこさもなく意外な美味しさ。

土, 2012-09-29 13:47 - 甘いピエロギ(チーズ入り)Krolewskie Jadlo
甘いピエロギ(チーズ入り)

満腹だがせっかくなのでデザートまで突進。ここはチーズ入りの茹でピエロギを注文。これももっちりした皮に甘酸っぱいチーズが入っていてなかなかよろしい。揚げたバージョンもあるのでそっちも食べてみたいものだ。

食べきれなかった料理は持ち帰りにし、Global Citizen Festivalに行って夕食を食べそこねたので夜遅くワインを飲みながら二人でつついた。つまり5食分あったことになる。次回はイノシシやキジも食べてみたいぞ。

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