2013年2月2日(土)Montréal
7時に起床し、昨日のうちに買っておいたLe Fromentier のクロワッサンなどで朝食。後片付けとパッキングを済ませて出発。Gecko ちゃんに最後の挨拶をしたかったが姿が見えない。食事の時はじゃれてくれたのに。彼なりのお別れの仕方なのだと kame は言う。
Love Me
Love Me(モントリオールの駅近く)
零下17度の冷え込み。風がないし、装備がちゃんとしていれば怖いものなし。その分暖房された駅につくと暑い。時間があるので、Mont Royal で一旦下車して夏に行くことができなかったAu Kouign-Amannに kame はパンを買いに走る。lulun はホームで荷物番。
凍った運河
凍った運河
十分余裕があるはずだったのに、休日の朝は電車の本数が少なくちょっと焦る。地下鉄駅から電車の駅に早足で移動すると NY 行きはすでに乗車を開始していてホームに降りる階段のところには人影なし。慌てて水だけ買いに走り、発車10分前に乗り込む。地下鉄は 15分間隔ぐらいだったから、一本後だったら間に合わなかったかも。
コンテナの階段
カラフルなコンテナ階段
乗り込んだ AMTRAK はぽろぽろと空席がある。夏のカナダはやはりハイシーズンなのだ。車窓から見える川の流氷が少なくなったような気がする。もしかしたら、1月21日の週の異常な冷え込みがあったからこそ、我々は流氷を楽しめたのかもしれない。幸運だったのかも。
モントリオール付近
モントリオール付近
発車から1時間半ほどでパスポートコントロール。始まった途端に別の車両に連れて行かれるお兄ちゃんが。これでは早めの到着は無理そうだ… 嫌々、アメリカに入ったら途中何箇所も停車するので、いくらパスポートコントロールが早く終わっても、定刻よりも早くなることはないのだった。結局1時間ほど停車して、7分遅れでの出発となった。
セントローレンス運河の水門
セントローレンス運河の水門
アメリカに入ると wifi が使えるようになるし、自分たちの AT&T や Verizon のSIM もあるので通信が可能になる。通信が出来る環境というのは嬉しい。
往路と比べると川の氷が溶けている
氷が溶け出してきている
川や運河の氷が往きよりもだいぶ溶け出してきているが、アイスフィッシングはまだできるようだ。Albaney 駅では 49分50秒停車するとのアナウンス。アメリカらしからぬ細かさ。機関車を交換するにしても長すぎる。
鶏のタルト
鶏のタルト
車内では昨日マルシェで仕入れた Les Sucreries de l'Érable のパイやお菓子(甘さ控えめでちょっともちもちした素朴だった)と冷凍しておいた Fous Desserts パン。
氷原に飛び出たビーバーの巣
氷原に飛び出たビーバーの巣
今日は乗客がだれも寒いとクレームしなかったたのか、最後まで寒く、ダウンのコートを毛布代わりに掛けて通す。特に足元においてあるものは冷えきっている。予定通り 20時40分に NY Penn Station 到着。
楽しい休暇は終わった。