2013年6月25日(火)
ケベックとさようなら。モントリオールへ移動だ。約250kmを運転手一人でご苦労様。紅葉の時期でもないしとメープル街道ではなく、川沿いの道を選択。しかし、高速ってほとんど景色が見えなくてつまらない。日本の高速のように壁が続いていないだけまだいいか。
一路モントリオールへ
モントリオールへ
途中、Trois-Riviéres にあるセントローレンス川の中州公園Parc de l'île Saint-Quentin で休憩。地図でトイレがある公園を探して景色がよさそうかなと来てみたら有料だった。休憩だけはもったいないような気持の良さ。作ってきたサンドイッチやサラダでお昼ごはんを食べしっかりと休んだ後は、目指せモントリオール!
途中休みの公園
Parc de l'île Saint-Quentin
モントリオールの街に入るまでは順調。街に来ると途端に渋滞。お昼すぎだというのに大都会はすごい。地図をゆっくりと確認できるので曲がるところをミスることなく宿に到着。
モントリオールの宿
モントリオールの宿
モントリオールの宿はコンビニの上に部屋があるので、ピールなどを買いたいときは便利。以前から dépanneursという看板を見ては、dépanneurs って修理屋なはずなのに普通のお店っぽいし何なんだろうと疑問だったのだが、ビールなども扱っているコンビニのことを指すことが判明。謎がひとつ解けたぞ。
モントリオールの宿
モントリオールの宿
部屋数だけは多い安宿。写真で見ていたのとかなりイメージが違うが、2泊だけだ我慢しよう。場所はお気に入りの Plateau エリア。
モントリオールの宿
モントリオールの宿
廊下はよく風が抜ける一方、部屋は風が動かない。今までの涼しさが一変して今日は夏日。扇風機がひとつしかないし、寝るときは窓を開けておくと外の音がうるさいし厳しいぞ。
モントリオールの宿
モントリオールの宿
キッチンには食器などが少しあるのだがショボすぎ。コーヒーを淹れる道具さえない。フィルターだけは持ってきていたが、ドリッパーまでは用意していなかった。食洗機はあったが、ホースなどが繋がっておらず使えないし、レンジを開けると皿の上に食べ物が。見なかったことにしてそのままにしておいた。
洗濯機があることと、通信速度が速いことは快適だった。到着したときは洗濯機が回っている途中で、結局自分たちで乾燥機にかけてそれを使う国民宿舎的なサービス。
Oratoire St-Joseph サンジョゼフ礼拝堂
Oratoire Saint-Joseph du Mont-Royal
lulun父母姉が教会好きだとわかったので、まずは車で行ったほうが楽なサンジョゼフ礼拝堂Oratoire Saint-Joseph du Mont-Royal へ。マップの指示通りに行くと丘の手前の行き止まりに案内された。近くではあったが、知らない土地なのでオロオロ。一方通行に悩まされながら無駄な時間をいっぱいかけて行き着くことができた。
どうしましょうと思うぐらいでかい。ウロウロした分減ってしまった見学時間を取り返すべく早足で進む。写真はバルコニー部分から撮影したものでまだ下の部分があるのだ。中には巨大なパイプオルガンのパイプが並んでいたりとなんだかすごいけれど、あまりにも広すぎるし心に響くものがない。丘の斜面に建っているのでバルコニーの横から十字架の道のあるお庭を散策してみる。自然の中で気持ちがいい。
次は予約しておいたレストラン L'Expressへと移動だ。丘の周りをぐるっと半分回って反対側にでたあたりで、突然工事で道路が封鎖されている。またもややられてしまった。そして丘の上の方に誘導されてしまう。なんとか大通りに出たら今度は夕方の渋滞。ナビ役は大汗、冷や汗、かきまくり。夕方6時以降は無料になると聞いていた駐車場が、どうも有料ぽくって馴れない機械を相手に悩む。
食事の写真を一枚も撮らなかったのは、きっと疲れていたのだろう。前回食べて気に入った骨の髄は食べたけれど、あとは何を注文したか思い出せない。ほかの皆様もお疲れか、食べた量も少なかった。
レストランから宿は歩いて帰れるぐらいの距離。ところが、大通り St-Denis St がまさかの左折禁止。つまり直進か右折しかできない。では、ぐるっと回ろうとすると今度は工事のための道路封鎖。それが何箇所も。すぐ近くまで来ているのに辿りつけない悲しさ。モントリオールの街中を車で移動するのは極力するまいと心に決めた運転手 lulun姉とナビ役 lulun であった。
工事で行き止まりだらけの道
通行止めだらけで涙
そんな苦労もどこ吹く風とばかりに後部座席からは「今夜飲む酒はあるのか?つまみはあるか?どっかで買っていくか?」との声。追い打ちを掛けるような優しいお言葉、ははは… 笑うしかない。