2013年8月16日(金)
ついにペルーへ旅立つ日がやってきた。一度は訪れてみたいと思っていたマチュピチュを始めとするインカの諸々とスペイン文化の混ざった地。噂に聞くペルー料理も楽しみだ。懸念は高山病。さて、どんな旅になることか。
まともな時間に移動できるフライトで安い便を探したら出てきたのはアメリカン。AAは一時帰国の時に一度利用して懲りたのだが安いし、夜中や早朝の移動は避けたいので仕方あるまい。
まずは、JFK 発 12:45 - マイアミ着 15:50 の3時間強のフライト。完全満席。サラダやおにぎり、昨夜の夕食の残り物を詰めたお弁当を持って機内でランチ。飲み物サービスなかなかやって来ない。空港の高い水を買っておいて良かった。
次は、マイアミ発 16:45 - リマ着 21:45 でフライト時間は 5時間半。乗り継ぎにはあまり時間がないものの、隣のゲートに移動するだけなので楽勝だった。
離陸後すぐに夕食と称する軽い食事。国際線なのでワインも無料で飲めるのはありがたい。パックワインにしてはまともだった。着陸の1時間半ほど前にスナックと飲み物。アメリカ国内のフライトだと何も出ないまたは飲み物が少しというのがデフォルトに慣れてしまっている身には新鮮だ。
蒸気でアイマスク
蒸気でホットアイマスク
機内の乾燥はいつもに増して激しくて、ドライアイに厳しい。直前予習で資料読みするのも辛い。友人からもらった蒸気でホットアイマスクで一休み。3時間おきにやったら楽だろうな。頂いたのはカモミールジンジャーの香りのもので、香りにも癒やされた。
リマ空港
リマ空港
リマには定刻よりも30分ほど早く到着したもののパスポートコントロールの列は長旅で疲れている者にはうんざりなぐらい長い。荷物を受け取って外に出ると夜10時を回っているというのに、人の数がすごい。マニラかどこかの空港についたのと同じ気分だ。
地震の際の安全ゾーン
地震の際の安全ゾーン
空港内のパスポートコントロールあたりから目につき始めて、ホテル内にもあったのがこのSマーク。壁や柱のあたりに貼ってあって、地震の際は「この安全ゾーンに逃げるように」という印。地震とは縁の薄い米国東北部に住んでいる者にとって地震国に来たんだなという実感がすごくする。
Hotel Costa Del Sol Ramada Lima
Costa Del Sol Lima Ramada
明日の午前中にクスコに飛ぶので今夜は空港の目の前のホテル Costa Del Sol Lima Ramadaに一泊。空港の出口付近にたむろしているタクシー運転手がそのホテルは高いから町中の方がと言うけれど、街への移動の労力と時間とお金を買ったのだ。チェックイン後は空港ビルで水を買い、お土産物屋をひやかしたりしてから、ホテルのウェルカムドリンクでピスコサワーを一杯。これはうまいぞ!早速、飲みたいもの食べたいものリストを一つ消化。
ピスコサワー
ピスコサワー
ピスコ(Pisco)というのはブドウの蒸留酒で無色透明のブランデーといった感じのアルコール度の高いお酒。そのピスコを使ったカクテルで一番有名なのが、ライムや卵白が入るピスコサワーなのだ。明日からは高所に行くので禁酒の日々、とりあえずの飲み納めだ。
ホテルの水 evian
ホテルにあったエビアン
ところで、ホテルの部屋に $8.50のエビアンが。いくら高いホテルだからといって 750ml にその金額はあんまりだろうと引きまくった。ペルーの通貨ヌエボ・ソル(ソレス)だったら「S/8.50」と表示されるだろうにもしかして US$ と思ったのだ。さすがにホテル価格でもそれはなくペルーでも $ を使って表記されたりするようだ。しかし、それでも高すぎる。3米ドル、300円。