2014年02月06日
朝6時で氷点下8度。ぬくい。昨日までほど着込まなくてもよさそうだ。今回は厳しい冷え込みの日が続いていたが、以前来た時はだいたい氷点下10度程度だったはずなので、一番馴染んでいる冬のテルライドの気温になったということだ。
今朝はフレンチトースト。旅行中の朝食は kame が用意してくれるが、フレンチトーストは lulun 担当なので朝食準備に駆り出される。いくつかのポイントを抑えれば誰にでもできるものなので、kame に伝授するか。ちなみに我が家のフレンチトーストは、卵と牛乳を混ぜないで作る方を採用している。
出かける準備をしていると、何かが屋根を転がり落ちていくようなすごい音が。何事かと驚いていると、窓の外に脚立が登場。どうやら雪下ろしが始まったらしい。成長を楽しみに見守っていた窓の外の巨大氷柱も叩き外されてしまった。残念。
吹雪いていないどころか、青空が少しばかりのぞく予想外の天気うれしい。9過ぎに出発。今日は馴れない長い板なので、森のなかには入らずにゲレンデを滑る。心配していたよりもすぐに長いのに順応できた。短い板だといい加減に滑ってしまう部分を特に気をつけながらフォームを意識して真面目に滑る。長いとずいぶん後ろに体重をかけることができるものだと感心。そして、壁のように立ちはだかるゲレンデ横の坂は、日頃はすぐに勢いが消えて止まってしまうのだが、板が長いとずいぶん上まで行くことができる。
ほぼ平らなところはストックを使うとどんどん進んで楽な反面、僅かな上り坂は傍から見ているほどは楽ではないようだ。いつもは手ぶらなので、リフトに乗るときにストックを手にしているのって邪魔だなと感じたり、いつもとの違いを楽しみながら、シッカリと滑った。
お昼は再び Big Billie's Restaurant で、またもやタコサラダ。パリパリの食感と、野菜がたっぷり取れるところが気に入ったのだ。前回は鶏だったけれど、今回は牛で。そして、ルーベンサンドイッチ。
最後の一本を滑るためのリフトを降りたところで時計を見ると、4時20分。もうそんな時間!やばい、今夜は6時に La Marmotte に夕食の予約を入れてあるのに。滑り終わったら、そのままお店に板を返しに行く。マイブーツだと板とストックを渡せば済むので楽だ。
宿に戻ると、まだ雪下ろしの作業をやっていた。屋根の雪をただおろすだけでなく、ベランダもだいたい無くなっていたし、おろした雪をどこかに運ぶという仕事もあるようだ。
慌ててシャワーを浴びて時計を見たら、まだ少し時間がある。それではとビールを一杯飲んでから出かける。もしかしたらリフトのところの時計が進んでいたのかもしれない。
氷点下2℃と暖かい。今までよりも薄めの格好で出かけたところ、食事が終わって帰る頃は風が出てきて雪もちらつき始めて寒い。もっと暖かい格好で来るのだった。冬の夜を甘く見たらいけない。失敗、失敗。ゴンドラを乗り継いでスーパーに行き、足りないものを買い足す最後のお買い物。
洗濯を終えたら、明日の最後のスキーに備えて早々に就寝。