評価:3/5点
ビュッフェはややがっかりだったけど、気を取り直してCraneリゾートの中では一番相性が良さそうなイタリアンレストラン、D'Onofio'sに行ってみることにした。
夜の営業は6時から。開店直後に行ったので客はほとんどいない。でも予約がいっぱい入っている可能性もあるよな、と少し身構えたがあっさり風通しのいい席に案内してくれた。 店の雰囲気は高級感があるけどカジュアルで値段もNYのまともなレストランと変わらないぐらい。温かい空気がなければどこにいるのかわからない。
野菜が食べたいので前菜にサラダとグリル野菜を選び、ピザ一枚をシェアすることにした。サイズはラージが25cmぐらいだというのでちょうどいい。
食事に合わせてワインも欲しいのでピノ・グリージョを一杯。ワインリストもけっこうまともだ。あとはせっかくなのでラムベースのカクテルBajan Monkey(ラム、ライム、シロップ、ジンジャーエール)。なるほどショウガとラムを合わせるのもありか。
パンはしっとりしたフォカッチャで既にオリーブオイルがたっぷり。
トーストした茄子、ピーマン、キノコを重ねたNapoleonはニンニクバジルマヨが美味。野菜の味もいいがどこから来ているのだろうか。これはお客様用のレパートリーに加えられるとlulunが喜ぶ。
Napoleon - Roasted Eggplant, Portabella, Red Pepper with Basil Coulis
サラダは葉っぱがパリッとして保存が良さそうだしきちんと作っているのはさすが。
Stagione - Tossed Mixed Greens, with Honey Balsamic Vinaigrette
ピザはけっこう辛い。確かにパリッとした薄いクラスとで好みのタイプ。具はスモークサーモン、イカ、ムールで意外なことに特にムールが美味。良いできだ。白ワインを合わせたのは正解だった。
帰る前の晩に再訪。もう一度Marco Poloに行こうと思っていたのだが土曜日定休だったことを忘れていた。
クリスマスが近づいているので週の半ばから人が増えてきているのがわかった。今回は外の席は予約で埋まっていたので中の席。
前菜のグリル野菜盛り合わせ(2人分)にはブレッドフルーツと思ったけどニンニク1個まるまるが付いてきた。意外と臭わないと思ったけど二人とも臭かったに違いない。
ペンネ(イタリアンソーセージトマトクリームソース)の出来も悪くない。一人分を二皿に分けて出してくれるとは気が利いている。
バルバドスくんだりまで行ってわざわざ食べに行く店ではないが、食材の乏しさを考えるときちんと世界水準のイタリアンを出すのは努力のいることだと思う。クオリティも安定しているし値段もそこそこなのでCraneリゾート内ではベストなのでは。