2015年12月11日（金）
昨夜は風がほとんど吹かずに寝苦しかった。一昨日の嵐のような夜が嘘のようだ。こんな日もあるのか。風がないと蚊が猛威を振るい、暑いだけでなく痒くて眠れない。天井の扇風機を回しながら寝る日が来るとは思わなかった。
今日も昨日に引き続き西側のビーチに遠征だ。Carlisle Beach という Bridgetown の近くにあるビーチを目指すことにした。
10時前に家を出て、バス停に行くついでに、その先の The Crane の前にある道端のスタンドのチェックへ。果物や野菜を売りに来ていないだろうかと何度か覗いてみたがいつもいなかったのだ。
今朝、ついに売っているところを発見。しかし、スーパーにあるのと同じような果物などが並んでいてとくに面白いものはない。「毎朝来ているの？」「そう」「何時までやっているの？」「疲れたら帰る。」ちょっと恥ずかしそうに答えてくれたおばちゃんの顔がとても可愛く素敵だ。
街の方に向かうバスは、満員御礼状態。道路も混んでいて1時間近くかかった。ビーチ通いはちょっとした労働だ。Carlisle Beach に着いてどこに陣取るか物色の末パラソルとビーチチェアを借りると、目の前の店の飲み物半額券が3枚ついてくる。支払い済証明のテープを腕にまいてくれる。グラスボートやシュノーケリングスポットまでの船を出すとか売り込みがうるさいのが難点だったけれど、相手も商売だ仕方あるまい。
昼食を物色に行ったら、なかなか良いお値段で悩ましい。最寄りの店はロブスターが売りで予算外だ。あまりお金持ってきていないので奮発のしようもない。ビールに合いそうな Conkies samosa（コーンミールとココナツ、スイートポテトなどをペーストにしたもの）を購入。
天気が良くうれしい。浅いところに白い魚が群れをなしていて、水の中を覗くのが楽しい。しかし、海の中で防水デジカメのバッテリーの蓋の部分が開いてしまって壊れてしまった。ということで、今日の写真は殆どない。長い間使ったし、寿命だったと諦めよう。
バルバドスでは砂が熱くならない。白いからだろうか。しかし、ペットボトルに入れていったお茶もあまり熱くならないし不思議だ。
パラソル係のお兄さんは働き者で、新しい人が来るとさっと現れるだけでなく、合間にゴミを拾って回ったり、人が帰るとすぐに片づけたりと見ていて気持ち良いぐらいによく働く。
夕方になりオイスティンズで夕焼けを見ようかと移動を開始したが、例によって渋滞に巻き込まれ、着いた頃には陽は沈んでしまっていた。スーパーのところで降りて朝食用の果物やパンに加えて、ラムと kame の職場へのお土産を購入。タマリンドのドーナツに見えた地元のおやつ。とっても不思議なもの。朝食用に買ったマフィンは素朴な味わいだった。
懸案の金曜日の夜のフィッシュマーケットで夕食。Uncle George's という流行っているお魚の店でいただいた。
帰りのバスは満員の中に押し込まれる。lulun が乗ろうとするとすぐさま手にしていた荷物を取り上げられて運転席の横に置かれた。たしかに、荷物を持っていたらとても乗ってられないような状態だ。降りる少し前になると助手席があいて特等席に陣取ることができたものの大変な目にあった。
バスを降りて暗い道に入ると、我が家に帰ってきたという感じが強まる。 今夜も星が綺麗。海に入ると疲れるようだ。いろいろあったけど、今日もいい日だった。