2016/07/19(火)
明け方から雨の心配なお天気。湿度が高く不快だ。天気予報をいくつかチェックして、なんとか午後はよくなりそうだと判断。半島の先の方にある漁村 Anse d’Arlet 行きに Goサインを出した。
昨日見つけたバスの時刻表に出ていた 10時21分発のバスに乗ることにした。2時間に一本ぐらいしかない不便なところなのだ。車で15分の距離でも峠越えがあり歩いて行くには厳しい。
バスは少々後れて到着。このバスはAnse à l’Ane に買い出しに来たりと地元の人の大切な足のようだ。乗車した観光客は我々だけ。観光客はレンタカーで移動するのだろう。ドミニカと違い小綺麗な車体だ。これで元英国領だったところの公共交通機関ほど便利であれば素晴らしいのに。それぞれの文化だから仕方がないのか。
山の中で雨に降られたものの村についた時は落ちていない。灰色の空でビーチには人影が少ない。地元の子供達の団体が来てちょうど賑やかに。
まずは、村を一周。パン屋が一軒、マーケットには、八百屋を含め2軒しか店を開いていない。ただし、地元の野菜と果物を買うことができるのは素晴らしい。
木陰に陣取り、岩場を目指してシュノーケリング。お魚がいるわいるわ。今回の旅行のシュノーケリングで目にしていなかった種類の魚も見かけた。
ただし、ここにはクラゲもいる。今回初めての対面というより、カリブで出会ったのは初めてのような気がする。人口の少ないところの海の水は綺麗だ。Anse à l’Ane と同様、ここも砂はものすごく細かい。
楽しくて、ここまで来ることができてよかったとしみじみ。kame がこの村に宿を取ることも考えたという場所だけのことはあるぞ。
12時を回ったらすぐにビーチにある La Kayに入ってランチ。
午後には晴れてきて海の青さが美しい。岩場に移動して海に入る。岩場近くはウニの宝庫。水に入ると途端にお魚たちのお出迎え。岩場のあたりはクラゲがいないが、少し離れると現れる。
Squirrelfish, French Grunt etc
カサゴもいた。聞くところによると、カサゴ Lionfish はメキシコ湾やカリブ海にはもともといなかったらしく、在来種を脅かし漁獲高にもかなり影響を及ぼしているそうだ。我が見つけるぐらいだから、これは相当由々しき事態なのだろう。
蛍光色青魚 Yellowtail Damselfish はドミニカでも見かけたが色が目立って綺麗。ただし、斑点のある鮮やかな色は幼魚のときだけだとか。
Hydroid, Grunt, Sergeant Major
とにかくいろんなものがいて楽しい。岸からすぐの浅いところにも驚くほど群れている。全体的に浅いので kame も安心して楽しんでいる。それでも lulun はイザという時に kame を助けに行くことのできる距離をキープ。
Ballyhoo (Hemiramphus brasiliensis) サヨリ
ドミニカで群れていたのを見かけたサヨリのような魚は Ballyhoo (Hemiramphus brasiliensis)で、やはりサヨリの一種だった。
楽しさで興奮したのか、日頃は絶対近づかない蛇の写真まで撮っていた。
今日も楽しかった。3時のバスで帰途につく。
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