評価:3/5点
前日のCongaに引き続きまたまたbifana。今日のA Casa Guedesではpernil(豚モモ肉のロースト)がサンドイッチの具だ。
まず驚いたのは地元民で溢れていて店の外まで行列があること。極めて小さな店なので中にはほとんど座るスペースがなく、外の席もほぼいっぱい。すぐ隣が公園だからそっちで食べるという手もあるが、雨や冬の時はどうするのだろうか。
lulunが席を確保している間に列に並んで待つ。様子を見ているとまずはカウンターの右側でオーダーし、そのへんで料理が出てくるのを待つという仕組みらしい。店内に経っている客が多いのはそのためのようだ。Bifanaはもちろんだが、本日のスペシャルがフェイジョアーダとpernilのセットだというのでそいつも注文。飲み物はfino。
カウンターの向こうではモウリーニョをさらに不機嫌にしたようなおっさんが大きな肉塊に黙々とナイフを入れている。注文を取ったもう少し人当たりのいいおっさんとよく似ているので兄弟なのだろうか。
繁盛しているだけあってこのbifanaも美味い。肉はローストだけど内部はしっとりしているので煮てあるみたい。
フェイジョアーダはショウガが効いている。内蔵が入っているから臭み消しにしているのだろう。サンドイッチより外側の部分の肉が当たったようで、端の方は固いけど噛むほどにおいしい。同じ豚モモローストだけど味と食感がだいぶ違うのが面白い。
食べている間にさらに行列が長くなり、店員は外のテーブルを片付ける暇もない。客がゴミをまとめたりテーブルを動かして自主的に席を用意するのが作法のようだ。客の回転は速いがそれなりにゆっくりくつろいでいる人たちもいるて、待っていて苛立っている人もいない。ガリシアもポルトのこのゆったりした雰囲気があるからいいのかな。