評価:2/5点
Dumbarton Oaks Museum に続いて訪れた本日2つ目のミュージアムは The Philips Collection。ダンバートンオークスから徒歩圏内だ。
ちょうど本館は工事中のため別館だけでの展示。したがって、展示してあるのはコレクションの一部だけ。なんというタイミングの悪いときにワシントンDC旅行を計画してしまったのか。残念でたまらない。
加えて、Markus Lüpertz というあまり好みではない人の特別展をやっていて、その展示のために場所は割いているし、特別展付き入場料になって割高。特別展をやっているときは$2アップするのなら、常設展が貧相な分、基本的な入場料はせめて半額でもよいのではないかと思ってしまった。
Luncheon of the Boating Party (Renoir)
さすがにここの美術館の目玉の Pierre-Auguste Renoir の Luncheon of the Boating Party (ルノワールの船遊びの昼食)はあったけど、シャガール、セザンヌ、ゴッホ、マチス、ドガなど印象派を中心とした素晴らしい作品がたくさんあるはずだったのだ。そして第二の目玉、El Greco の St. Peter もなかった。
Jacob Lawrence の Migration Series という、大戦中に南から北へと移動したアフリカ系アメリカ人のことを物語的に知ることができる60枚のシリーズ作品は、おもしろかった。
本来ならばもっと楽しむことができたのだろうけれど、縁がなかったようだ。仕方あるまい。という理由で評価は低くなってしまっている。