評価:2/5点
ブロンクスのリトル・イタリー、Belmontでほぼ間違いなくベストのZero Otto NoveがFiascoという姉妹店を出したという。すぐ近くにRoberto'sという姉妹店もあるのになぜまた?と気になったので行ってみることにした。
平日の昼だし知名度が低いためか空いている。Yelpのレビューを見てもZero Otto Noveが開いていなかったからこちらに回されてきたという人が多いのも頷ける。
Zero Otto NoveやRoberto'sと比べると内装もシンプルでお値段も安め。気軽に利用できる地元民の食堂という位置づけを狙っているようだ。でも店員のクオリティはまずまず。
パンはそのへんのパン屋(lulun曰くMadonia Bakery)のもののようだ。普通。
ワインは白と赤を一杯ずつ。小さなフラスコとコップで出てくる。白はGavi La Bollina、赤はSuper Tuscan。どちらもなかなか美味い。
パスタはzitiのウォッカソース。パンチェッタとトマトクリームソースにウォッカを入れているはずなのだがウオッカが検出できない。パスタが乾麺なのがやや残念。これなら我が家のほうが美味しくできる。
もう一方はzuppa di pesce。白身魚にエビ、ムール、リトルネック、ホタテ、イカ、タコが入ってなかなか豪華だ。写真では見えないが下にはリングイネが入っている。しかしである。Antonio'sの方がはるかに美味い。魚介類の鮮度は良さそうなので違いはトマトソースだろうか。豪華な分お値段もAntonio'sより高いが納得はできない。
食堂的な店だと思って行けばがっかりしなかったかもしれないか、ほかならぬZero Otto Noveと同じ経営だからこそ期待したのだ。ほかの客はピザを食べていたがそれも見るからにZero Otto Noveより水準が低そう。やっぱりBelmontはZero Otto Nove、たまに気分転換でRoberto'sとAntonio'sを混ぜるというのが正しいようだ。