評価：3/5点
Elmhurstの香港超市には小さなタイスイーツ屋があるのが魅力だ。今まで何度も利用しているが、商品によって卸元が違う。それを手がかりにタイのお惣菜やお菓子を売っている店を突き止めることができるのではないか、ということに気がついた。
Arharn Thai
Arharn Thai
そうしてかぼちゃプリンか何かを買った時に目についたのがこのArharnという店。住所はなんとアストリアになっている。そんな店があったのか、とYelpで調べてみるとごく普通のタイ料理屋だった。一度行ってみよう、とブックマークに入れてしばらく経った。
8月とは思えない爽やかな日曜日、kameが風邪気味であまり遠出はしたくない日にそれじゃああのタイ屋に行くか、と自転車を転がして出かけた。おなじみのCopacabanaから1ブロックも離れていない。こんなところにあったのか。
もう1時近いのに店内に客はいない。これは良い印ではないが仕方ないので中に入る。メニューはわりと普通で特に変わったものは見当たらないが、変なタイ料理もどきも見えない。初めてなのでヤムと麺でいくことにし、鴨のサラダに餅米、それと焼き幅広麺、ビールを注文。どちらもミディアム・スパイシーを指定。
Arharn Thai
Yum Ped Grob（鴨肉のヤム）
ヤムは鴨肉がカリカリで小さな破片なのがちょっと不満だが、そのためか脂が抜けて臭みがない。ヤムのタレはショウガ（とガランガ？）が効いているが複雑さと香り高さが足りない。全体的な出来は普通においしい程度。
Arharn Thai
Kouy Teaw Kee Mowe（焼き幅広麺）
幅広麺は強火で炒めた香ばしい香りがしてうまそう。こちらもほぼ外観通りの味で驚きはないが堅実。この様子だとここは炒めものを食べるのが吉かもしれん。
メニューにデザートが載っていなかったが、Yelpによるとあることはあるよう（それに香港超市に卸してる）なので存在はするはず。だが今回は食べている間にクルマデスを買いに行くことにしたのでパス。
普通に美味しいというレベルだが、近所にあれば使っていい店だ。グリーンポイントからわざわざ行くんだったらSunnysideへ向かったほうがいいか。