評価:2/5点
我が家でローストチキンといえばGreenpointのPio Pio Rikoだったが、惜しくも閉店してしまったしAstoriaに引っ越してから代わりになる店が見当たらない。だがある日Broadwayの駅近くに鶏屋を発見。
IronboundのPicNicと同じように大きな平たいグリルで鶏を広げて(バラフライというらしい)炭火で焼いている。ほう、これはけっこう使えそうではないか。メニューを持って帰り、一度ハーフチキンとハーフリブを食べてみようということになった。
この店はChirping Chickenという。ん?同じ名前のチェーンがグラセンの地下にあったし、そういえばUWSの店で一度食べたこともあった。
このアストリアの店の看板は確かにあのChirping Chickenと同じなので暖簾分けでもしたのだろうか。でも店の感じはローカルな食堂とファーストフードのチェーンとは程遠いので同系列とは考えにくい。
じゃあどういう関係だ?と軽く調べたら、Chirping Chicken International、Chirping Chkicken Globalといった仰々しい名前の企業がヒットしたが、いずれも今は解散しているようだ。そもそも会社組織かどうかも疑わしい。わざわざ追求するほどのことでもないのでこのへんでやめよう。
そのアストリアのChirping Chickenの鶏はやはりPio Pio Rikoの足元にも及ばない。皮の風味の良さもないし、開いて焼いているので水分が蒸発しやすく、ジューシーさも失われてしまうのだろうか。炭焼きの香ばしさが感じられないのも肩透かしを食らった感がある。スペアリブも平凡。
いずれにしてもPio Pio Rikoはもう無いのだし、Broadwayにコロンビアンの鶏屋もあったのでゆっくりと開拓を進めるとするか。