評価:4/5点
ケベックからフェリーで川を渡ったLévisにブルワリーがあることは前回の旅の終わりの方で知った。もう少し早く気がついていたら半日サイクリングのコースを逆方向にしたのに、と思ったが時すでに遅し。
Corsaire
Corsaire
そのCorsaireはフェリー乗り場のビルにつながったオフィスビルみたいな建物の中にあった。オフィスビルといっても田舎の港町で「○○水産」とかが入っていそうな鄙びた雰囲気の建物だ。
Corsaire
Corsaireのあるビル(川側)
本当にやってるのかな、と半信半疑でドアを開けてみると確かにバーがある。まだ午後4時ぐらいなので人は少ないが、仕事帰りに一杯やりに来る人達で賑わったりするのだろうか。
Corsaire
店内
ガラス越しに大きくはないが醸造タンクが立ち並んでいるのも見える。
Corsaire
醸造タンク
注文したのはCream aleとDavy Jonesというスタウト。
Corsaire
Cream Ale(左)、Davy Jones(右)
Cream aleはマイルドで滑らか、わずかにオレンジの香りがする。おとなしめにまとまったブラウンエール。大いにlulunのお気に召したようだ。Davy Jones はスムーズでスモーキーだけど主張しすぎない。後味にわずかなコーヒーっぽい苦味があり、これもうまい。
おいしいねえ、と上機嫌になっているとだいぶ夕日が傾いてきた。ここのビールは生産量が少ないためか、ケベックでも飲める店がかなり限られているが残念(その中にCafé St-Maloもある)。でも、フェリーに乗ってわざわざ飲みに来るというのが正しい楽しみ方なのかもしれない。そこまでする価値はあるし、ケベックに来てフェリーに乗らないのはあまりにももったいない。ぜひまた飲みに来よう。