評価:3/5点
本当はLa Vie en Szechuanに行こうと思っていたけど混んでいたのでそれじゃあアリランにでも行くか、ということになって思い出した。kameは寒い間にArirangで熱々のスジェビ、という習慣があったのに、職場が移転して以来忘れていたのだ。
スジェビ、キムチ
スジェビ、キムチ
狭いエレベーターで3階に上がると幸い空いている。これから遊びに行くのか、店内には若いコリアンが大勢いる。昨日家で五目キムチチゲを食べたんだけど何にするかなあ、やっぱりスジェビか、と考えているとlulunがスジェビ入りのカムジャタンがあるという。注文は二人前からなのでこういう機会でないと食べられないので瞬時に決定。食後にMorgan Libraryに行くのでアルコールは抜き。
テーブルにカセットコンロとキムチが置かれ、間もなく皿に広げられたスジェビも運ばれてきた。これだけ出されてもねえ、と思っていたらほどなく鍋が。
カムジャタン
カムジャタン
鍋の上にはエゴマの葉とニラがうず高く積まれていて、その上にさらに大量のエゴマがかけてある。そういえばカムジャタンはエゴマがよく合うのだった。
なんとかエゴマとニラが汁に浸るようにして水面下を探ってみると、肉がゴロゴロ入っている割にはジャガイモが少ない。普通に考えたらジャガイモで水増ししそうなものだからこれは良心的だが、これはこれでちょっと寂しい。複雑。
カムジャタン
カムジャタン
カムジャタンはシンプルでおいしいから元々好物だが、さすがArirangは水準が高くて味も上々。むっちりしたスジェビもよく合う。なにしろ野菜が多いのでせっせと食べても消化しきれず、鍋には煮詰まった汁とかなりの量の葉っぱが残った。ここでシクサ、とかいってご飯持ってきたりしてね、と冗談を言っていたがさすがにそういうことはなかったのがちょっと残念。
食べ終わる頃には満席になって待っている人たちもだいぶ増えた。外に出るとそのへんの店も軒並み満員。コリアタウン活気あるぞ。