ボストン:3日目

2014年10月6日(月)

2日連続でてタップリと歩きさすがに疲れが溜まったようで、少々遅めに起床。初めての街を歩いた刺激と、博物館でいろいろなものを目にした刺激などの影響か二人とも随分夢を見たようだ。旅に出た時のこのような刺激が、時々あるのはいいことだと思う。

月, 2014-10-06 14:00 - 秋仕様Back Bay

遅起きのお陰で、チェックしていた8時オープンのお店 Patisserie on Newbury で朝食を買うことができ幸せ度アップ。

月, 2014-10-06 10:01 - 前日長蛇の列ができていたところLong Wharf

月, 2014-10-06 10:55 - Boston Inner Harbar Ferry Boston Inner Harbar Ferry

チェックアウト後ホテルに荷物を預け、最後の散策にいざ出発。15:26 Back Bay 駅発の電車までたっぷり時間はある。昨日、あまりの行列に諦めたフェリーに乗りに行く。平日の朝のせいか船着場あたりはあまり人気がない。ちょうど乗ろうと思っていたフェリーが目の前にいて、小走りで滑り込む。昨日の長蛇の列は、もしかしたらほかの船にのる人たちだったのだろうか?あまりに人が多すぎて、正確な乗り場が見えなかっただけという可能性もありそうだ。乗船したフェリーには観光客がポロポロいる程度。天気がよくて気持ちがいい。

月, 2014-10-06 10:03 - from Boston Inner Harbar Ferry from Boston Inner Harbar Ferry

観光客は、折り返しのフェリーですぐに帰るのかと思いきや、みなさん下船後さっさと船を離れていく。我々は水上からの景色を眺めたいと乗ったので、折り返して戻る気満々。着いた先の事は調べていなかった。なんとそこは、時間がないからと諦めていた USS Constitution。博物館まで訪れている余裕はないものの、帆船の美しい姿を近くで見ることができただけで幸せだ。フェリーで同乗していた人たちのほとんどが帆船には目もくれずにどんどんと先に進んで消えていってしまった。調べてみたら、Freedom Trail に向かっているらしい。我々は一本後のフェリーで戻ることにする。

月, 2014-10-06 10:09 - from Boston Inner Harbar Ferry USS Constitution

ところで、興奮して船上で写真を撮っていたら、突然「メモリーが一杯になりました」との警告。旅行前に古いデータを消して、真っさらな状態にしてこなかった。ちまちまと消そうと思ってチェックしたところ、今回の旅の写真しか入っていない。そうだ、Eye-Fiカードはアップロードが終わったデータは設定に従って自動に消してくれるのだった。Eye-Fiカードの素晴らしさに感心しつつも、メモリーがないという問題は解決しない。いつも旅のときは予備のカードを持って出るのに、今回は完全に忘れていた。そして、3日ほどの旅なら、帰宅してから吸い上げれば良いだろうとMacを持って来なかった。春にデジカメを新しくして以来、1枚当たりの容量が大きくなったことを考慮していなかった。人生とはこういうものだ。iPhoneのカメラで凌ぐことに。iPhoneの画像も十分使用に足りるほどになって便利な時代になったものだ。(後日談:帰宅後に判明したのだが、ボストンに着いた直後になぜかRAWファイルで保存する設定に切り替わってしまっていた。メモリーがいっぱいになるはずだ。バッグのなかでボタンが押されてしまったのだろうか、今後気をつけなくては。数日の旅行では吸い上げ不要ということも確認できた。)

月, 2014-10-06 10:17 - USS Constitution USS Constitution

フェリーは片道$3.65 と電車よりも高めなのに、みんな切符を買って乗っている。一日券や一週間券持っていないのだろうかと疑問が浮かぶ。

月, 2014-10-06 10:25 - USS Constitution USS Constitution

フェリーで戻ってきたら、ノースエンドをお散歩。史跡を巡るコース Freedom Trail に沿って道路に引かれた赤い線に沿って歩く(ほんの一部だけ)。ボストンや米国の歴史に疎いのでこのトレイルを踏破しようとは思わないものの、赤い線には興味があり一度見ておきたかった。目障りでない線になっているのが素晴らしい。

月, 2014-10-06 11:13 - Freedom TrailFreedom Trail

ノースエンドはニューヨーク的な空気が漂っている。建物の外の避難梯子や、ゴミが落ちて少々汚いこと、通りが狭くて、タバコを吸っている人がいるなどがニューヨークを思わせるポイントだろうか。

月, 2014-10-06 12:46 - ニューヨークとシカゴの融合ニューヨークとシカゴの融合

ニューヨークとシカゴの融合したような建物発見。

月, 2014-10-06 11:50 - Facade (North End)Facade (North End)

ランチに狙っていた店 The Daily Catch の後、Mike's Pastryに入りカノーリをデザートに。

月, 2014-10-06 11:17 - Old North Church 前の広場Old North Church 前の広場

宿の近くまで戻り、まだ行っていない川沿いへと足を向ける。Charles River の向こう岸に MIT が見える。あれが噂に聞くマサチューセッツ工科大学か。機会があったら、次はケンブリッジの方まで足を伸ばしてみよう。

月, 2014-10-06 13:36 - Charles RiverCharles River

最後にもう一度生牡蠣を食べたいと Atlantic Fish Co. で、一人半ダースずつ食べて旅のシメとする。美味しく楽しい旅だった。

月, 2014-10-06 09:55 - Bound for Wonderland Wonderland 行き

余談だが、ボストンには Wonderland 行きの電車が走っている。ワンダーランドにしては、夢も味わわいもなにもない車両ではないか。否、東京の「夢の島」を思うと、同じようなところに行き着くのかもしれない。

月, 2014-10-06 13:29 - Back Bay 広い歩道Back Bay 広い歩道

Back Bay の幅を贅沢なまでにとった歩道。なんとゆったりとしているのだろう。人の歩く速度も速くない。ニューヨーカーが早足だと言われるのがよくわかった。ボストンが、知的水準の高い街だということも歩いていて人や家を見ると伝わってきた。美味しい魚介もあるし、年に一度ぐらいは訪れたいものだ。電車の旅ができて、車窓も楽しめる。

月, 2014-10-06 17:17 - from a train windowfrom a train window

余談その2: 今回は米国内で飛行機にも乗らないということで kame はIDを敢えて自宅に置いてきたところ、旅行中二度ほど要求されてしまった。その一、ホテルのチェックインの時。その二、帰りの電車で iPhone がうまく通信できずにチケットを表示させることができなかった時。幸い常に財布に入れてあるlulun の IDで事なきを得た。kame はお手軽 ID を絶賛要望中。lulun は生年月日入り ID を要望中(一目瞭然なのに、酒を買う時にIDに固執する店があるのだ)。