評価:4/5点
京都での一人ランチを何にするか迷った挙句、季節的に蒸し寿司に惹かれながらも親子丼に軍配が上がった。
今出川から散歩しながら西陣にある鳥岩楼へ。
平日でもあるし、まだ紅葉には少し早いので観光客が押し寄せる時期でもないからだろうか混んでいない。奥に進んでいつもの二階の席に案内される。
お茶を持ってきてくれたのは、学生のバイトのような女の子。lulun が初めてこの店に来た頃にはまだこの子は生まれていなかったのではと考えながら、その間ほとんど何も変わらず営業している店の凄さを感じる。否、20年前なんて京都ではほんの昨日のことなんだろうな。すごいのは、京都の時間の流れ方や町自体なのだろう。
親子丼も何も変わっていない。卵と鶏の質の良さを楽しむことのできるプロの作る一品だ。来てよかった。体調を考えてご飯は控えめにと思っていたのについつい箸が止まらず食べ進んでしまった。
そして、未だ来ることが叶わない夜の部のおしながきを見て、いつ果たせるのかため息。京都が遠い遠い今となっては、次に親子丼に再会するのもいつのことやら。
ふと思って検索をかけたら鳥岩楼のサイトがあった。これは昔にはなかった大きな変化だ。
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