2015年1月18日（日）
時差が2時間あるし、昨夜は9時過ぎに寝たものの高度の影響で眠りが浅い。さらに、暖房が効きすぎて寝苦しくもあり睡眠不足のような感じだ。kame は4時ごろに目が覚めて 7時間睡眠、lulun は5時半起きで 8時間半睡眠なのでとりあえずよしとするか。
Mountain Village の太陽の動きをチェックしたところ、今日は日の出が 7:24、日の入りが 17:19 だそうだ。
下のレストランの朝食は7時半からなので、その前にパンとジャムとコーヒーで第一朝食。
7時半過ぎたらいそいそと第二朝食を食べに降りる。負けた。自分たちで用意する必要はもうない。果物がたくさんあるのが嬉しいし、美味しいパンケーキだった。ただヨーグルトが加糖タイプで甘すぎる。オレンジジュースも甘い。
9時頃に宿を出てスキーへ。セービングタイムの前はリフトは9時から動き出すことを前回学んだのだ。毎度お馴染み10番の Sunshine Express で上がる。まだ人が少ないので一気にProspect Bowl に出て12番の Prospect Expressで3600m地点まで行ってしまうことに。何度も来ているところだけれども、今日のような晴天の日は、眺めが良くて嬉しくなる。
「最初からちゃんと滑れているじゃない」と kameからのお褒めの言葉。初日にしては意外と滑れている感覚が自分でもある。今まで毎回毎回身体が思い出すのに時間がかかって初日は大変だったのに、やっぱり事前のイメトレは大切だ。昨年一皮むけたのもよかったのかも。今回も、さらに1ステップ上を目指してやる気満々のlulun であった。
見回すと例年よりずいぶん雪が少ないが、ゲレンデには滑るのに支障がないぐらいはちゃんとあるし（夜の間に整備をしてくれているからであろう）、コンディションも悪くはない。森の中が予想以上に楽しめたのが嬉しい誤算。
Sandia から少し脇にそれたところを滑りに行ったら、川を渡るのが遅すぎて狭くて我々の技量を超えた高度なところに出てしまった。kame は大きくジャンプした後、腰から落ちてしまったそうだ。lulun は同じ所でおしりから落ち、勢い余って後頭部を激しく打ち付けてしまった。高山病よりも頭部外傷が心配になる。スキーの時もメットをかぶったほうが良いのだろうかという気持ちになる。
Enchanted Forest
エアプラント
Meadows の Big Billie's Restaurant で昼食。タコサラダとブリスケットのサンドイッチにしたら多かった。タコサラダ1つを二人で食べれば十分だ。
昼食後の最初のリフトを降りるのを少々失敗したのと、その直後にバランスを失ってなんでもないところでこけてしまい頭を打ったせいではと心配になったが、その後は普通に滑ることができたので大丈夫だろう。
Galloping GooseからLynxリフトに向かうところ？
ゲレンデ
9時から3時半までしっかりと滑ったが、昼食を食べ過ぎたせいで夕方になってもお腹が空かない。部屋に戻ってきても、まだ暖かくてベランダでくつろぐことができる。実際の気温は低くても高所で空気が薄いために日差しが強くて暖かく感じるのだろうか。運動で疲れた身体に心地よい一時だ。
シャワーを浴びてから、夕焼けを見に散歩に出てみる。5時ぐらいから山が徐々に夕日に染まっていき綺麗。よく見えるところを求めて散歩。陰ってしまう最後の赤みを帯びた光が美しい。儚いからさらに美しく感じられるのだろう。
1月15日〜19日の間 Fire Festival なるものが行われていて、昨日の買い出しの時にちらっと見たのだけれど、今日はカメラを持ってゆっくりと見物に。火を噴くタコちゃんがおもしろい。火力いっぱいに火を噴くと、暖かいし、波動が伝わる。太陽が熱いのを実感。音楽に合わせて炎ので具合を操作をするおじさんはノリノリで楽しそう。
このフェスティバルは、炎を使った曲芸の人たちが舞台に次々と登場して演技したり、イベントスペースの周りで薪を燃やしたりとテルライドらしい、ちょっと落ち着いたアフタースキーの時間を提供してくれている。
夕食はお手軽に La Pizzeriaのピザ。去年も食べたブレサオッラとルッコラ載っているのを再び。美味しい上に野菜も取れるし素晴らしい。実は、スキー板を片付けてくれていないというトラブルのためにサラダやチーズを用意する時間がなくなったので、ピザなってしまったけれどお腹いっぱい。昼に野菜いっぱい食べたし、ルッコラ盛りだくさんだし。いいか。
Pizza Valtellina (Tomato / mozzarella / bresaola / arugula / olissimo XO)
久しぶりの運動で疲れたので部屋でだらだら。休暇に来たのだからこんなのんびりした時間もよい。ただ、lulunは、少し頭痛がするのは頭を打ったせいだろうかと得意の心配症を発症しつつ、深い呼吸を怠ったせいだろうと自分に言い聞かせながら早めの就寝。