Inn at Lost Creek は今回で3度目の利用となる。Tellride の中でも利用回数が一番多いお馴染みの宿。スキーイン・スキーアウトを経験すると、ほかに泊まると面倒に感じてしまう。初めて泊まった2009年のブログ や 2度目の2013年のブログもあるが、変更点もあるので情報更新。
チェックインの時に、「無料の朝食は7時半から10時まで一階のレストランで」と言われ、えっ?朝食がついてくるのとビックリ。 そういえば、以前宿を売りに出しているという噂があったが、経営者が変わったのだろうか。
朝食
初日の朝食
その朝食がなかなか優れ物で、kame は初日に敗北宣言。 かりかりに焼いたベーコンや卵のような毎日登場する固定メニューもあるが、長めに滞在する人がほとんどなので滞在客が飽きないように日替わり部分も用意されている。果物がしっかり取れる点も嬉しい。
日替わりの中では、パンケーキ、フレンチトースト、メキシカンが素晴らしくおいしかった。
不満は、ヨーグルトが加糖タイプで甘すぎること。プレーンを用意しておいて各自シロップか何かで調整できるようにして欲しい。そして、コーヒーは予想通り駄目駄目だった。
朝食付きだと、朝食分の買い出しも必要ないうえに、朝ごはんの準備も後片付けも不要。お陰で、朝ゆっくりと過ごすことができて実に休暇っぽい。
今回の部屋は、作り自体は以前泊まったことある部屋のひとつと同じ。ただし、今回は窓から眺めがいまひとつのだったのが残念。今までは、朝夕に部屋から山を眺めるのが楽しかったのに。安い部屋だから仕方ないか。あとは、テーブルが小さくて不便なことを除けば、だいたい快適に過ごすことができる。キッチンも小さいが、朝食を作らなくなった分不便度が下がった。
オーナーが変わったのか、経営方針が変わったのかはわからないが、部屋に花が飾ってあったりなどの細かいところで改善点が見える。
嬉しかったのは、フルーツとミネラルウォーターのサービス。これは最初だけで途中の補充はないものの、フルーツはオレンジや林檎は朝食の時に下で頂いてくることができるし、ミネラルウォーターがなくなったら、水道の水でレモン水や水出しハーブティーを作ればよいのだ。
部屋に常備のコーヒーメーカーが KEURIG(キューリグ)になっていた。今まで使ったことがなかったので、最初はオロオロ。パックによって優れたものあるのかもしれないが、インスタントコーヒーよりはいいねという程度。きっと、このマシンは味ではなく、洗い物が少なくて済むという点で世の中でもてはやされているのではないだろうか。ココアやお茶もあって、宿にあると便利だと思う。
以前泊まった時の不満は、洗濯洗剤を補充し忘れることが多いことだった。今回は、ターンダウンサービスで係の人が回ってくる時(以前は回ってこなかったと思う)要求すればもらえるということを学んだ。ただ、洗濯機がとても小さい。日によっては2回動かさないといけないほどだが、部屋にあるのでそれも苦にならない。日頃アパートの地下にある洗濯室に行っている身には、部屋にあると随分楽だなと実感する。
ターンダウンサービスの人は、このホテルの美味しいクッキーも持って回ってくれるので、それも夕方の楽しみだった。
部屋のジャグジーは広くて十分くつろげるし、今回は交代で体調を崩したこともあり、水着を持っていったものの屋上の露天ジャグジーを利用する機会がなかった。天気の良い所で入るのは気持ちが良いけれど、時間を指定して予約してとか少々面倒でもある。
備品やアメニティは充実している。シャンプーなどの質が良いので、特に自分で持って行かなくてもいいかも。ふかふかで気持ちのよいスリッパがあり、機内用のを1つ持参すればよい。タオルも各種サイズが充実。ただし、ガウンは生地が二重になっていて、肌には気持ち良いけれど暑い。
今年は暖かかったせいもあるのか部屋の温度設定が難しく、就寝中に暑くて目がさめることがしばしばあった。部屋の温度設定は低くして、ストーブで暖めておき、寝る前にストーブを消して(場合によっては、窓を短時間開けて冷気を入れて)寝るとちょうどよいという結論に。加湿器をベッドの側でフル稼働させると、乾燥はなんとか凌げる。
スキーを預けるシステムも変わっていた。常駐していた板係の人がいなくなって、夕方所定のところに置いておくと片付けてくれて、朝になったら出してくれるシステム。初日にスキーを終えて戻って来た時にフロントに聞くと「外のラックに立てかけておけば仕舞っておくよ」との答だったので、指示通りにしておいた。すると。夜に我々のスキーが取り残されているのを発見。クレーム、クレーム。宿のステッカーが貼っていなかったからだということが判明したが、それは最初に伝えておくべきことではないか。
宿の wifi を捉えるまでにしばらく時間がかかった。繋がっている時は問題ないのだが、たまに切れる。そして、ルーターを持参したものの予想通り Eye-Fi を使うことはできなかった。旅行中に写真の整理ができないのは不便だが、米国では大抵のところではうまくいかないので諦めるしかないのか。