評価：4/5点

昼食は駅食堂だったがさて夜はどうしよう、と悩みは続く。あまり歩けない年寄りが一緒だけど車で出かけるとドライバーが飲めなくなるのは気の毒だ。宿の向かいのThe Post Hotelにレストランとパブがあってわりと評判が良いので行ってみることにした。

レストラン前のロビー

通りを隔てた向かいとは言っても300mぐらいある。そちらに向かって歩いている人たちがぽろぽろいるので少し焦るがスピードは出ない。我が宿と違って高級そうなロビーを抜け、レストランの前まで行くとお洒落をした人々が談笑している。

夏のシーズンの盛りだし予約でいっぱいかなあ、と思いつつ訊いてみるとテーブルを用意するから少し待ってくれ、と丁寧な返答が。場違い感とともにロビーで待つことしばし。

The Post Hotel Dining Room

中は思ったより広く、既に席についている客が多数。早めに出てきて良かった。

メニューは豊富だしワインリストは電話帳ぐらいある。お一人様$100ぐらいのセットを横目で見つつ、適当に注文。

Tuna tartare

マグロとアボカドをワサビ醤油のタレで和えたタルタルには極薄の生姜が付属。これがピリリと辛くアクセントになっている。

ステーキ

ステーキはどんな味だったか忘れた。見るからに上品そうだしまあ普通だったのだろう。付け合せのインゲンとベーコンのソテーは確か美味だった。

Stroganoff

ビーフストロガノフは美味。付け合せのパスタも侮れない。

Pan-seared Lobster

ロブスター。普通なら東海岸から山の中に行ってわざわざ頼まないが、これは正解だった。プリプリで臭みがなくこちらのパスタも絶妙。うまい。

さすがにお値段もそれなりだったが、今回の旅の食事では間違いなく最高峰。一食くらいはこういう贅沢も良いだろう。今度二人できたらセットにチャレンジしてもいいかもしれん。そうだ、パブの方にも行ってみなければ。

ちなみにお部屋は一泊$300くらいから。宝くじが当たったら定宿にするか。