ミャンマーフェスの翌日はおなじみアストリアのモスクでのIndonesian Food Bazaar。なんとも嬉しい週末ではないか。
今年は月2回ぐらいのペースで開催されているフードイベントだが、先月はラマダンで中断していたのでやや寂しい思いをしていた。例によって11時半頃までに着くように自転車を飛ばした。
会場はいつもより目立って人が少ない。そのうち混んでくるだろう、と思ったけど12時を回ってもあまり増えないのは夏休みだからだろうか。待ち時間もないし日陰が確保できるのでだいぶ楽だ。
いつも通り入ってすぐ右側の店でサテ・アヤム。煙い鶏肉とピーナツソース、その他もろもろのトッピングが渾然一体となって美味い。
次は魚の出汁で甘酸っぱいスープをかけたタピオカ麺。ペナンラクサに似ている味わいだがこっちの方が酢が効いてるかな。確か前回もこういうのを食べたけど違う店だったような。
この店では揚げ物も売っている。詰め合わせがあったので中身を訊くとほぼ全部について「fish」という答えが返ってくる。つまりさつま揚げか。
黒っぽいのは魚の皮が入っているからだ、というのでこれはlulunが愛するあの沖縄のぐるくん蒲鉾と同じではないか。迷わず買って帰ったらもっちりしたさつま揚げでどれもうまい。
Ayam Bakar Padang パダン風鷄のグリル
さらに鶏料理も2種類並べて売っている。一方は揚げてあって、もう一方はグリルしているとのこと。買ったのはパダン風という鶏のグリルで、べっとりスパイスがついてかなり辛い。いい感じに焼けていて鳥の味もよろしい。量もたっぷり。
少し先の店で今度は肉団子スープ。太さの異なる2種類の米麺が入っているのが面白い。東南アジアではたまにあるけど日本にこの発想はないな。
シンプルなスープで優しい味わい。前で買っていた女の子は真っ赤にして食べていたがこの方が美味いと思うぞ。
今回はお腹に余裕を設けてチェンドル。下の茶色い部分がシロップだけど濃厚なパームシュガーの味がする。うまい。
ほかに買って帰ったのは緑豆入りせんべい。いつもと違う店で買ったら味が平板でちょっと失敗。浮気するんじゃなかった。
それといつものお菓子。店のおばちゃんが「あんたたち毎回来るでしょ?」と。いつも同じものを買うのも覚えられていたとは。
あとはサンバル。店によって大いに味が違うがこれは魚の風味が効いている。当然使い切れないので小分けして冷凍保存。
今回も美味しく楽しいフードバザールだった。チェンドル屋のおじさんが言うには2週間後にはUpper East Sideのインドネシア領事館前でインドネシアイベントがあるそうだ。またしてもミャンマーとインドネシアのダブルヘッダーの週末なんて嬉しいではないか。絶対行く。