2週連続でミャンマーフェスがあるという。正確には3hird Mediumというミャンマー人のバンドが毎年主催しているチャリティーイベントで、入場料は金額自由の寄付、一旦入れば食べ放題という嬉しい企画だ。例年は9月にあるのだが今年は洪水支援のために前倒しして開催するらしい。
場所はWoodsideの中小工場があるエリアなので倉庫ででもやるのだろうか、と思ったらちゃんとしたパーティー会場があった。名前からするとどうやらインド系。
運悪くlulunは風邪で寝ているのでkame一人で自転車を飛ばして行った。入口に受付があり一人ずつ寄付を受け取り領収書を発行している。少し前には数百ドルを置いていった人もいたようだ。領収書は必要ないので断ったのは手間を省いてあげたかったからだが、ネタになるからもらっておけばよかった、と後で気がついた。
その先左側に細長いテーブルがあり、容器を受け取って順番に料理を入れてもらう。ご飯は少しだけ、と頼んだのだけどそれでもけっこうくれた。カレーを4種類ほど少しずつもらい、サモサの和物をもらい、その次の麺のところでおばちゃんがどっさりと盛ってくれた。
入口右側にも色々料理があるけどもう載らないので断念。あとでデザートもらいに来るさ。
料理の味はまあ普通にミャンマー料理の味でやっぱりカレー類が美味しい。サモサを薄い味噌系のタレでチャートみたいに和えてあるやつが珍しいが、そういえば確かにありそうな料理だ。ある意味とてもミャンマーらしい。
テーブル席はあるもののだいたい埋まっているし、余所者なので隅のほうで立ってがつがつ食べてたら先週親切にしてくれたおばちゃんと目があった。目でニッコリご挨拶。
ステージでは先週同様、3hird Mediumをバックにのど自慢大会が行われている。なぜか写真のおじさんはお世辞にも上手とは言えないが大人気なのは地元議員か何かなのだろうか。
今回は日頃はお腹に余裕がなくて手を出せないデザート類を攻めることにした。
ココナツパンダンデザートはなんか腐ったものが入ってそうな味がしたが、つまりドリアン入り。ドリアンは苦手なのでやや蛇足。ここでもスポンジ代わりにパンが入っている。
会場のバーに相当する場所ではおばちゃんたちがせっせとかき氷を作っている。ナタデココやゼリー入り。赤い液体は先週のやつだろうか。
焼き菓子もある。白っぽいのと茶色っぽいのは米粉のようだが黄色いのは小麦粉のように見える。
食べてみると白と茶色は確かにモチモチして米粉を固めたようだ。黄色い方も見た目以上に粘りがある。セモリナとタピオカだろうか?いずれも美味い。
最後は甘草ゼリー。とても甘い。
もう満腹。食べ放題なのにとても前種類は制覇できないのが口惜しい。一体何カロリー摂取したんだろう、と暑さでぼんやりした頭で考えながら帰途についた。
来週もミャンマーフェス。今度は再びAviation High Schoolなので内容的には充実しそう。楽しみだ。