2015年9月6日(日)
二人とも7時前に目が覚めたので、さっさと起きだして朝食へ。9時前の電車に乗れそうだ(アトランティック・シティ発 8:53、フィラデルフィア着 10:27)。その次の電車は2時間後になってしまうので、昼食の時間的にも嬉しい。
lulun は往路で寝ていた分、復路の景色を楽しむ。アトランティック・シティを出てすぐは沼地があったりと眺めが良い。
Atlantic City - Philadelphia 間の車窓
フィラデルフィアの郊外列車 PATCOに乗り換えができる Lindenwold の駅では、大勢が下車した。窓から車両が見えたので、ちゃんと接続しているのだろう。
Philadelphia and Delaware River
Delaware River を渡って街の中心部に入って行く時に見える Philadelphia Electric Company Richmond Station がなかなかよい感じ。だが、その先に、ちょっと怖そうなエリアがあるので、歩いて近づくことはできなさそうだ。
Philadelphia Electric Company Richmond Station
Philadelphia 30th Street Station
フィラデルフィアの駅は世紀末、アールデコ風で、素敵な建物。ニューヨークのペンステーションもかつては、同じように素晴らしかったのだろう。もったいないことをしたものだ。
SEPTA one day convenience pass
SEPTA の8ドル券を購入。一日に 8回までしか乗れないが、4回乗ると元が取れる。一日乗り放題の12ドル券というのもある。
トロリーバスで13th駅で下車。地上に出て歩き始めた途端に壁画を発見し興奮。
少し歩くと、また壁画が。そんんな感じで次々と現れる。いったいこの街にはどれだけの壁画があるのだろう。それも秀作。
驚きと感心でざわめきたっていたが、壁画のセルフツアーコース Mural Mile South に入っているエリアをたまたま通り抜けたことに後で気がついた。
宿に荷物を預けて、街の探索に出発。お洒落なデザインの建物がいくつも目につく。
Pensilvania Railroad Suburban Station
そして、次々と壁画も出てきて、見るものが多く忙しい。畑の先にある絵は、全景の畑や木に溶け込んでいる。そこに生えていた豆の紫がとても鮮やか。kame はこの豆を育てようと狙いを定めたようだ。
フィラデルフィアの歴史あるマーケット Reading Terminal Market へ。
観光客がいっぱいで賑わっている。11時頃なのに昼食の模様。クッキーなど美味しそう。観光客向けの飲食店が多いが魚屋屋や八百屋といった地元民が利用するお店も入っているマーケットだ。明日のために物色だけして、買って帰りたいものに目星をつける。アイスコーヒーを飲んで一息。
そして、中華街にあるミャンマー料理店 Rangoonで昼食。幸せになる。
食後は、壁画を見て歩くセルフツアーコースの Mural Mile Walking Tours のひとつ Mural Mile North に出ている壁画の探索。しかし、暑い。バテそうだ。
バス48番に乗ってみたら、本来のルートから外れた謎の走りをするので、降りてしまった。路線ではないところから乗ってくる人がいたのだが、どうしてそんなことができるのだろうか。謎だ。
実は Citibank に行こうとしたのだが、フィラデルフィアには Citibank のカードが利用できる ATM はあるものの少なくとも街中には店舗が存在しないことが判明。この街からは締め出されているのだろうか。
Liberty Place, skyscraper in Philadelphia
銀行と言えば、 Wells Fargo Museum があったので、フィラデルフィア発祥なのかと思ったら、全米10箇所にあるらしい。調べてみて拍子抜けした。
夕方ホテルに戻り改めてチェックイン。預けていた荷物はちゃんと部屋に運んであった。
夕食の前にパブでビールを飲もうという案を出すと、kame は嬉しそうに賛成。第一候補のお店はお休みだったものの、Good Dog へ行き一杯。犬の写真がかわいいお店だった。
南へと下り Indonesia Restaurant夕食を食べる。
宿に戻る前に水を買うべく一つ手前の駅で降りてみると、地上に出たところで早速壁画がお迎え。
夜の散歩も楽しい。
歩き疲れていたので、寝落ちるつもり満々でベッドに。ところが、二人とも寝つきが悪かった上に、夢をたくさん見た。知らない街のいろんな顔をたくさん見たために、興奮状態になったのと、脳が整理しきらなかったのだろう。