評価:4/5点
ジンバランビーチの北端に魚市場がある。どのガイドブックにも出ているスポットだが観光客向けではなくごく普通の市場らしい。朝早く行くのが吉らしいがやや出遅れて着いたのは確か8時前。
ジンバラン魚市場 Jimbaran Fish Market
魚を積んでくる小舟をしばし眺め、魚市場へ突入。おお、さすがに水揚げされたばかりで美味そうなシーフードがいっぱい。こりゃ楽しいぞ。
魚市場の本体はバラックなのだがその周辺には当然関連産業が集まっている。ひたすら魚を解体する男、魚を揚げる女、刃物を売る男などがわらわらといるのだが、もうもうと煙を上げて魚を焼いている店も数軒ある。
物の本によると市場で買った魚を持ち込むと調理してくれるらしい。確かに大量のエビを焼いていたりするし近くでボーッと待っている客の姿が見える。勝手がわからないし暑いし疲れたので面倒だな、と思っていたらlulunがそこの店で食べている西洋人に訊きに行った。市場で買ってくるのだ、ということなので再びバラックへ。
鯛に似た魚とイカ、ホタテに似た貝を買って店へ戻る。調理代は1kgあたり2万ルピアだそうだ。この店は一応厨房と食堂の間に壁があるのであまり暑くないが、調理する人たちは大変だ。
テーブルに出てきたのは頼んだシーフードとさっぱり系のサンバル。ご飯とかは出てこないので別途ナシ・ブンクスでも買ってくればいいのか?
見た目はどれも赤いので何かサンバルをつけて焼いているのだが、味は微妙に違う。この鯛のような魚はとても味が良い。
イカも柔らかくとても美味。縮んじゃったのでもっと大きいのを買うんだったか。
ホタテに似た貝は味もホタテ。やや甘めのサンバルもなかなか合ってる。
ジンバランビーチのレストランと比較するのは野暮というものだが、このクオリティでコストは1/4ぐらいとなると考えさせられる。自分で素材を選べるのも嬉しいし、朝早く捕れたての魚をすぐに食べられるのは幸せだ。どっちもいいけど好みのタイプはこっちだ。次回はもっと早く来て持ち帰りの分も焼いてもらうか。