評価:3/5点
Congaの斜め向かいに鶏屋があるのは見逃さなかった。一応メニューを撮影しておいて後で調べたらけっこうポピュラーな店らしい。繁盛しているのか向かい(つまりCongaの隣)までテリトリーを拡大している。
ポルトガルの鶏といえば今は亡きリスボンの鶏屋のご飯が最高に美味かった。ここPedro Dos Frangosには残念ながら鶏ご飯は置いてないが、本場のローストチキンを試してみるのも悪くない。
お昼に暴飲暴食したのであまりお腹が空いていない。店内はローカルな客とツーリストが半々ぐらい。思いのほか観光地だ。
まずはfinoを注文。70歳ぐらいに見える実直そうな店員が「え?ヴィーノ?」と聞き返してくる。ようやくビールのことだと理解してもらえたようだが、finoというポルトガル語を知っていたので一目置いてもらえたような気がする。
まずはイワシのグリル。本当にイワシをそのまま焼いただけで鱗すらろくに取ってない、とlulunがややご不満。でもおいしい。例によってジャガイモもけっこううまい。
鶏はハーフ、付け合せなし。よく仲間で味が染みていて胸もしっとり。表面はけっこう塩辛いがこのぐらいしないと中まで美味しくならないのかな。
地味だが真面目で正直、と店員の爺さんの印象そのままの店だった。安くて気軽で味もそこそこなのでなかなか使える。