評価:4/5点
急遽物件を見に行った月曜日の夜、近くにあるブッチャンドンでスンドゥブを食べることにした。記録によると10ヶ月ぶり。どうせならチゲは寒い時期に食べたい。
店内は相変わらず地元のコリアンで繁盛している。平日だしささっと夕食を食べて帰るという雰囲気の客が多いのは食堂的で好ましい。
確か前回はご飯が多かったという反省があったし、入口付近に見える焼き物が良さそうだったので、今回は五目スンドゥブとスパイシー鶏ローストを注文。
記録によると前回は辛さを訊かれて最辛を指定したらしいが、今回は辛さを訊かれなかった。と思ったらさらりと「スパイシー?」と訊かれていたようだ。辛くしていいか?という意味なのだと思ったが、ここでしっかりアピールしておくべし。
テーブルにはバンチャンが並ぶ。チャミスルを頼んだらレトロなラベルだった。懐古デザインが流行っているのだろうか。チャミスルをちびちびやりながら待つことしばし。
グラグラ煮立ったスンドゥブは前回とほぼ同じだが、今回は牛肉に加えてアサリとエビも入っているダブル出汁だ。特にアサリが大量に入っているのが嬉しい。辛さが足りないのは仕方ないが、期待に違わず十分うまい。
焼き物を頼むのは初めてだ。鉄板の上に生タマネギを敷き詰めてその上に肉が載り、音と煙のパフォーマンスとともに登場。入り口付近で鶏肉を網で平たく挟んで直火で焼いている鶏を一口大に切ってコチュジャンで軽く炒めてあるようだ。これもあまり辛くないが確実に美味い。lulunはご飯の上に生卵とセットで載せてご満悦。選択は正解だった。
やっぱり良い店だ。暑い時期にチゲは苦痛だから暖かくなる前にまた来よう。