淡路島サイクリング

11月の3連休を利用して淡路島へサイクリング。サイクリングには最適な時期なのになぜか開いているキャンプ場が少ない。やむを得ずロケーションは良いのだが温水シャワーがない明神キャンプ場をベースとする。

1日目:神戸から明石まで走り、たこフェリーで岩屋へ、そこから西海岸を南下して明神キャンプ場へ。
2日目:続けて西海岸を南下、海岸沿いを鳴門まで、そこから洲本、山越えで明神へ。
3日目:明神から東海岸へ山越え、津名から東海岸を北上、岩屋から明石へ渡り神戸へ。

明石の魚菜 瑞穂で昼食後、すぐ近くのフェリー乗り場へ。さすがに連休なので混んでいるが、自転車なのであまり待たずに乗り込む。たこフェリーは遠くからは見慣れているが乗ってみるとけっこう大きい。

Dscf1098-Small-1明石海峡大橋。昼間に下を通るのは初めて。
Dscf1185-Small-1岩屋港を出るたこ(イルカ?)フェリー。

岩屋から西はほとんど何もない海岸が続く。北海道の海岸沿いを走っている錯覚に陥るほどだ。いくつかの集落を抜け、パルシェ香りの湯で一風呂浴びてから明神へ。パルシェの風呂自体はなかなか充実していて良いのだが、かなり登らなければならないのでそれなりの覚悟がいる。明神に着いた頃にはほとんど真っ暗。

Dscf1192-Small-1明神キャンプ場
Dscf1099-Small-1明神キャンプ場

キャンプ場はけっこう賑わっていて、バーベキューの良い匂いが立ちこめている。隅にテントを張って夕食(タイカレー)の支度をしていると、ハーレーに乗った一団がすぐ隣に設営。感じの良い人たちだが酔っぱらって騒がしい。

翌日はキャンプ場周辺を散歩してから県道31号線をひたすら南へ。湊からは25号を進み、激しいアップダウンの続く海岸線の道路を抜けて鳴門海峡へ。

Dscf1195-Small-1岬の磯
Dscf1196-Small-1防波堤からキャンプ場の方角を望む
Dscf1115-Small-1鳴門の渦潮。というか潮流。

ちょうど満潮には間に合わなかったが、引き始めた潮が西から東へ流れていく。瀬戸内海は潮の流れが速い場所がいくつもあるので、たいしたことないな、というのが感想。ただし、ここの道の駅は優れもので、試食が充実しているうえにアイスがおいしい。

Dscf1189-Smallびわソフトクリーム

びわソフトはどちらかという夕張メロンの味がする。注目はその左側で売っているカップ入りのアイスで、これはうまい。こっちのびわ味を買うべきだった。

Dscf1190-Smallさつまいもアイス

福良で昼食後、国道28号線を洲本へ。交通量が多いわりに道路が狭いので走りにくい。早く抜けたいがために先を急ぐ。不覚にもこの途中に淳仁天皇陵があることを忘れていた。また行かねば。

洲本は確かに大きな街で時間があれば歩いてみたいところだったが休憩と買い出しだけして県道472号、470号線を走って五色へ。ウェルネスパーク五色で風呂(小高い丘の上にあるが比較的楽)、暗闇の中を明神へ。この日の走行距離は90kmほど。

最終日は県道466、468と山間の静かな村々を通って東海岸へ。海沿いの道も良いが交通量が少なく、素朴な山村の光景が楽しめる山越えの道の方がむしろ楽しいぐらいだ。なるべく国道28号を避けて海側の旧道を進むが、どうせなら逆コースの方が左折だけで済むので走りやすいだろう。久留間の福寿司で昼食、夕食は紀元というなかなか豪華な一日だった。

次回は富島から山越え、厚浜キャンプ場をベースに今回パスした南東海岸を走りに行くつもり。