フランス:5日目

さすがに前夜の疲れもあるし、雨でもあるのでゆっくりと荷造りをし、ディジョンの散歩に出発。街をぶらぶらしながら市場へ向う。広場で図書バスを発見。こんな町中に来るのはなぜ?

図書バス図書バス

市場はクラシックな立派な建物で中も広い。色々な店がゆったりと並んでいる。外側にも店が並んでいるのでかなり店の数は多い。時間もあるので一軒ずつゆっくり見て回る。

ディジョンの市場ディジョンの市場

アスパラはパリでも多く見かけたが、ここでは緑と白のハーフ&ハーフを発見。

緑と白のハーフ&ハーフのアスパラ緑と白のハーフ&ハーフのアスパラ

チーズ屋で昨日食べたチーズを再確認。あの茶色いホコリまみれみたいなやつはこのCendré de Vergyか?

ディジョンの市場のチーズ屋チーズ屋

色々とおいしそうなものが売られている。本来の食欲なら買って食べたいところだし、雨でなければワインでも買って公園でのんびりという手もあるのだが。

エスカルゴエスカルゴ

市場を一回りした後、食料品屋でお土産のマスタードを購入。すぐ近くの教会に向う途中、お土産物屋で同じものをもっと安く売っているのを発見。ちぇ。

天気が悪いと外で座ることはできないが、教会ならしばらく休憩できる。町中なので観光客もけっこう訪れるが、lulunとkameと同じようにちょっと身体を休めに来ているらしき人も多い。

ディジョンの教会のフクロウ教会のフクロウ

教会の外の壁にはフクロウの彫り物がある。願い事をしながらなでると願いがかなうということになっている、とガイドブックには書いてあるが、なでている人はだれもいない。日本なら大賑わいになるところだが、このあたりがヨーロッパらしい。一応二人でなでておく。

Dscf8638-Small無料シャトルのバス停

ディジョンの中心部ではDiviacitiという無料のシャトルバスが運行している。実際に乗る機会はなかったが、わりと頻繁に走っているのを見かけたのでけっこう使えそうだ。

昼食後は疲れが出たので早めにホテルに戻ってしばらくロビーでだらだらし、ローザンヌ行きのTGVに乗るべく駅に向う。電車は少し遅れるが無事ローザンヌへ。車内では後ろの席の乗客が喋り続けてうるさいが、のんびりしたスイスのフランス語が多く聞こえるようになるのは何となくほっとする。

ジュネーブまでの景色は見慣れたものだが、久しぶりのlulunは「すごい山」と興奮気味。確かにブルゴーニュからジュラを越える車窓の景色とは性格が違う。

今回はEuro2008のせいか、なにしろ宿を確保するのが大変だったため、Rive近くのHotel Hermitageに宿泊。こんなところにこんなホテルがあるとは知らなかった、というぐらい目立たない小さな古いホテル。値段には見合わないが、この期に及んでたいした不満はない。

夕食はおなじみのDa Paoloへ、そしてArlecchinoでデザート。先週見に行った時には記憶通り8時に閉っていたので、急いでDa Paoloを出て足早にArlecchinoへ向った。今度は幸いまだ開いていた。暑くなったせいだろうか。

アイスを食べながらlulunお気に入りのJet d'eauを鑑賞。

Jet d'eauJet d'eau

水しぶきで濡れない程度まで近寄り、Eaux-Vives方向を振り返ると見慣れた景色があった。数百回、いや千回近く見た景色だ。

Jet d'eauからRue Du Roveray方向Jet d'eauからRue Du Roveray方向

帰りにArlecchinoの前を通ったら、まだ店は開いていた。相変わらずよくわからないが、これもジュネーブらしいところだ。