Montréal 近郊：7日目

8月27日（金）自転車で Val-David からSaint-Jerôme へ。バスで Montréal へ

今日はSaint-Jerôme まで42キロ走ってから、。バスで Montréal へ移動する。

フルーツ

先ずは宿 Le Creux du Vent の朝ご飯。フルーツとジュースでスタート。フルーツ、もう少し欲しいな。

オムレツ

オムレツ、マフィン、クロワッサン、ミューズリーのどれにするか尋ねられる。オムレツが同列に並ぶなんてありえない。聞き間違いかと思って、聞き返したが間違いではなかった。オムレツにはパンがついてくる。それならそのように説明して欲しい。

クロワッサン

片やクロワッサンの方は、クロワッサンとデニッシュが半分だけ。なんだかちょっと寂しい。ミニサラダぐら添えて欲しい。オーベルジュでもあるので、ちょっと期待したけど普通レベル。

Val-David 駅

朝食は他の宿泊客と一緒だったのに、9時半ぐらいに宿を出たときは、みんなさんとっくにどこかに消え去っていた。まず La Vagabonde でパンを仕入れてから Le P'tit Tran du Nord へ。快晴で嬉しい！

距離表示

この距離表示は、スタート地点だった Mont-Laurier が200キロで、終点 Saint-Jerôme がゼロ。数字がだんだん減って行くのを見ながら走ってきた。ゴールも近い。カナダはキロ表示なのが嬉しい。アメリカのマイル表示を見ても実感が沸かない。

Val-Morinの湖

Val-David から続く避暑地のような良い感じの村が延びている。近隣にお住まいなのか散歩をしている人が多い。湖畔には別荘が建ち、自家用足こぎボートが備えてある。水上機（フロートの付いた飛行機）があるお家も。

元信号所

たまに見かけていた小屋。何だろうと気になっていた。多分、元は信号所。そして、今はパトロールの詰所として使っているようだ。

ペタンクコート

Mont-Rolland駅手前にあったペタンクコート。ということは、この辺りの人は南仏の血が流れているのかな。

Mont-Rolland駅

Mont-Rolland駅にはカフェとレンタサイクル屋があって設備充実。この辺りに来て、人の数が一段と増えてきたのは、モントリオールが近づいてきているせいなのか？金曜日で週末モードが始まったのか？

Mont-Rolland駅の蜂蜜

Mont-Rolland駅のところで小物を売っている店があり覗いたら、蜂蜜発見。悩んだ末に買ったところ、大正解。コクがあって我が家の好きなタイプ。

残された線路

Mont-Rolland駅に少しだけ残してある線路。

Mont-Rolland駅を過ぎると、どんどん人の数が増えモントリオールが近いことを感じる。Le P'tit Train Nord を走る人ではなく、近隣の住人が生活道として使っているのでとても走りにくくなってくる。電動車椅子や、子供たちのグループなど危なくていけない。車道を横切るので信号が登場。

ゴール

ゴール！距離表示ゼロキロ。Saint-Jérôme 到着

Saint-Jérômeの旧駅

Saint-Jérômeの旧駅前は大きな広場があり、なんだか大賑わい。旧駅舎には観光案内所やトイレに加えてシャワーまである。

Saint-Jérômeの旧駅のカフェ

Saint-Jérômeの旧駅の広場に、その名もCabooseというカブースを改造したカフェが。

休憩もそこそこに Saint-Jérômeの旧駅舎のもう少し先にあるバスターミナルへ向かい、モントリオール行きのバスの時間をチェック。街の中心まで行くバスは1日3本。そのうちの1本が14時発。20分しかない。ダッシュで券を買いに行く。「モントリオールまで2枚ください」というlulun に「ベリー？」と尋ねる係員。kame に助けを求めると「そう、ベリー」。ベリー、何やそれだけど、バスターミナルの場所らしい。急に地名を言われてもわからん。それにしても、すごい訛のフランス語。

モントリオール行きのバス

急いでいると言うのに係のおばさんは、発券手続き中に隣の窓口のトラブルに口を突っ込んで席を離れて切符を渡してくれない。ようやく券を渡してくれたので慌てて乗り場をチェックしている kame のところに行き自転車を畳み始める。作業をしていると発券窓口のおばちゃんがやってきて「2人なんだから切符2枚持って行かないと駄目じゃない」と言って切符を渡してくれた。えっ？だって、1枚しかくれなかったから、それで二人分なのかと思ったのに....

ちょうど自転車を輪行袋に入れ終わった時にバスが入って来た。絶妙のタイミング、セーフと思いきや、発車までしばらく時間があった。モントリオールには1時間半ほどで到着。直通のバスに乗れなかった場合は、本数の多いローカルのバスで Montmorency まで行き、そこから地下鉄を利用することになる。ただし、今日からか週末だけかはっきりしないが、イベントのため地下鉄に自転車を持ち込めないという情報もあったので、よかったよかった。

Hotel le Saint Andre

モントリオールに戻ると先ずはホテルに行きチャリを預けて荷物を置く。前回もだけれど、モントリオールではホテルに荷物を預けるときに引換券みたいなのをつけない。治安がいいということなのだろう。今回は安ホテル Hotel le Saint Andre。予算をケチりすぎたかなと kame は少々後悔していた模様。

チェスに興じる人々

St Denis をふらふら歩きながら夕食に狙いを定めたポルトガル鶏屋の Rotisserie Romados へ向かうことに。天気がよいので公園でくつろぐ人多数。チェスコーナーが人気。食後は Patisserie Notre Dame du Rosaire でデザートを調達してから、街並を見ながらの散歩。

自転車道

モントリオールは自転車に優しい街。自転車道は車が進入できなくなっているところが多いし、新しく整備中のところもあり、今後ますます走りやすくなるかも。

自転車置き場

車の駐車料金のメーターに輪っかが付いて自転車を停めやすくなっている。これはよい。NY でも短時間だったら駐車メーターのところに自転車を停めるが、モントリオールの様な輪っかが付いていないので、盗まれやすいのだ。

臨時自転車置き場

道路の一部を、夏季限定の自転車置き場にしている。こういうところも好ましい対応だ。

地下鉄入り口の自転車歓迎表示

地下鉄入り口の自転車歓迎表示。平日のラッシュアワーは駄目だけど、地下鉄に自転車を乗せることができる。日本の首都圏あたりでは人が多すぎて実現できなさそうだけど、地方ではもっと自転車乗車を許容してくれるといいのに。

Bixi

モントリオールの自転車で忘れてならないのが、モントリオールに本拠を置く Bixi（全体の写真を撮るのを忘れてしまったが）。Taxi にバイクをかけた名称のレンタル自転車。街中に数多くある Bixi駐輪場でいつでも借りて、どこでも返すことができる。その都度支払って借りてもよいし、定期を購入することもできるようだ。

Bixi

公共自転車シェアシステムは、ヨーロッパを中心に広がっているようだが、Bixi も健闘していて、今年からロンドンで Barclays Cycle Hireとして大規模なサービスを開始した。さらに、カナダやアメリカでも随時展開をしていくようだ（2010年秋にはワシントンDCでも Capital Bikeshareが）。

スーパー内自転車