2014年5月17日
ホテルの朝食は昨日と違うフルーツが登場。今日はパンションフルーツがついてきた。これは毎朝楽しみになりそうだ。マーケットで美味しそうなフルーツを横目にしながらもあまり買うことのできない旅人にはありがたい。
今日はバスで中国人街チョロンへ行ってみることにした。昔訪れた時はエアコン無しのバスに揺られて行ったが、今やよく冷えたワンマンバスだ。時代は変わった。
チョロンの街は、ホーチミンの中心地ほどはまだ劇的な変化を遂げていない。中心部のお洒落なカフェとは違って、安っぽい椅子で地元民がくつろぐ店が健在だ。二人で Cafe Sua Da を一杯だけ頼んだところ、ジャスミンティーも出してくれる。嬉しいサービスだ。
チョロンの市場は相変わらず混沌として面白い。ホテルの朝食を軽くしていたので、市場のBun Rieu Cuaで、第二朝食。蟹や海老の塩辛を麺に使う技は一度試してみたいとベトナム料理気分が高まる。美味しいものを食べるのは料理のモチベーションに大切だ。すこし甘みを足していることと控えめのトマトがポイントなのねフムフム、いつまで覚えておくことができるだろうか鶏頭人間の寂しいところだ。ふと目に止まったココナツパンダンの餅菓子をおやつ用に購入したりと食べ物満喫。
チョロンも今度来るときは変わってしまっているのだろうから見納めかなと思いつつ、コロニアルな街並みを眺める。
葬儀屋の前に霊柩車が停車中。さすが、派手だな。でも、使われているのが普通のトラックなのが生活感いっぱいでいい。
ランチは友人と落ち合って、At Suuというところでカピを使ったようなタレにつけていただくブン Bun Dau Mam Tom。一緒に付いてきたハムが一種類すごく美味しかったがあとは特筆すべきものはなし。その後、街を歩いていて Mum Tom という文字を見かけたから、ところどころでは食べることのできるものらしい。
夕食にQuan 94でいただいたカニたっぷりの蟹春雨うまかった。あれが自分で作れたらいいな。その後のチェー屋Che Num Bo は残念なお味だった。ベトナムであんなにまずくて商売が成り立つとは、ホーチミンの将来を憂えてしまう。